柴佳世乃
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柴 佳世乃(しば かよの 1966年 - )は、日本文学研究者。千葉大学教授。専門は中世文学。特に読経道。夫は歴史学者の伊藤聡[1]。
来歴
[編集]静岡県に生まれる[2]。1989年、お茶の水女子大学文教育学部国文学科卒業[2]。1998年、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士課程(比較文化学専攻)修了[3]。
日本学術振興会特別研究員を経て、2001年千葉大学助教授[3]。同年、博士(人文科学)(お茶の水女子大学)[2]。千葉大学准教授を経て、2008年教授[3]。
1100年代後半から1200年代にかけて行われた、法華経を音曲的に読む読経道の復元を行っている[3]。また、千葉にまつわる伝承を基に創作狂言を制作し、公演を行っている[4]。
著書
[編集]- 『読経道の研究』(風間書房、2004年3月)
- 『仏教儀礼の音曲とことば』(法蔵館、2024年3月)
脚注
[編集]- ^ 伊藤聡『神道の中世』中央公論新社(2020年)275頁
- ^ a b c d “(株)風間書房 心理学・教育学・国文学など学術専門書の出版社 / 読経道の研究”. www.kazamashobo.co.jp. 2021年8月31日閲覧。
- ^ a b c d “千葉大学 柴 佳世乃 教授|GOOD PROFESSOR”. 早稲田塾. 2021年8月31日閲覧。
- ^ “柴佳世乃 | 教員要覧 | 受験生の皆さんへ | 国立大学法人 千葉大学 文学部”. www.l.chiba-u.jp. 2021年10月11日閲覧。