柳悦孝
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柳 悦孝(やなぎ よしたか、1911年7月25日 - 2003年8月20日)は、日本の染織家。思想家
略歴
[編集]- 1911年、千葉県生まれ。
- 1923年、関東大震災で父が死去。叔父である柳宗悦の家でしばらく過ごす。
- 1929年、中学校を卒業。その後2年間片山牧羊のもとで日本画を学ぶ。
- 1931年、静岡県にある芹澤銈介の工房を訪ね、これを機に染織の道に進むことを決意する。
- 1932年11月、初めての染織展「第1回新興民芸展」を開催する。
- 1949年、女子美術大学専任教員となる。
- 1954年-1958年、桑沢デザイン研究所講師を務める。[1]
- 1975年 - 1983年、女子美術大学の学長を務める。
- 1983年、女子美術大学を退職する。
- 1986年 - 1990年、沖縄県立芸術大学附属研究所長、同大学で教鞭をとる。
- 2003年、老衰のため逝去。92歳。
親族
[編集]- 柳楢悦 - 祖父、貴族院議員
- 柳宗悦 - 叔父
- 柳悦多(よしさわ、1882 - 1923)- 父
- 柳元悦 - 子(陶芸家、1948- )
- 柳悦州 - 子(染織工芸・民藝運動研究者、1952- )
- 柳悦博(1917 - 1995) - 弟。各・染織作家
- 柳崇(1954- ) - 子
- 柳晋哉(1987 - )- 孫
脚注
[編集]- ^ 美紀子, 常見「桑沢デザイン研究所の構成教育」『デザイン学研究』第51巻第4号、2004年、9–18頁、doi:10.11247/jssdj.51.9_1。