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神王寺 (伊賀市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柘植のお大師さんから転送)
神王寺
所在地 三重県伊賀市下柘植2262
位置 北緯34度49分14.1秒 東経136度13分30.4秒 / 北緯34.820583度 東経136.225111度 / 34.820583; 136.225111座標: 北緯34度49分14.1秒 東経136度13分30.4秒 / 北緯34.820583度 東経136.225111度 / 34.820583; 136.225111
山号 大宮山
院号 密厳院(密嚴院)
宗旨 新義真言宗
宗派 真言宗豊山派
本尊 薬師如来
創建年 不明
開基 不明
中興年 江戸初期の頃
中興 重学
正式名 大宮山密厳院神王寺
大宮山密嚴院神王寺
別称 柘植のお大師さん
札所等 三重四国八十八箇所 29番札所
伊賀四国八十八箇所 88番札所
東海四十九薬師霊場 5番札所
法人番号 2190005006039 ウィキデータを編集
神王寺の位置(三重県内)
神王寺
神王寺
神王寺 (三重県)
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神王寺(じんのうじ)は、三重県伊賀市下柘植にある、真言宗豊山派の仏教寺院。山号は大宮山(おおみやさん)、院号は密厳院(みつごんいん)。本尊薬師如来

歴史

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当山の創建時の詳細については、天正9年(1581年)の天正伊賀の乱の兵火による諸堂宇の焼失で不明であるが、快遍上人が伝染病に苦しむ人々のために、大宮山密厳院神王密寺と称し、堂宇を建立し祈願したとされ、また隣接する日置神社の別当職として平宗清の帰依深き祈祷道場でもあったと伝わっている[1]

天正伊賀の乱の兵火で焼失後、実恵が再興(年代不明)、寛永年間(1624年 - 1643年)に重学が再再興している[1]。当山の僧重学の位牌に、「中興開山、宝永8年(1711年)正月没」と記されており、江戸時代初期の中興と推定できる[2]。その後2度火災に遭うも再建されている。

境内

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本堂には薬師三尊と、十二神将大日如来聖観音千手観音、子安地蔵、不動明王が安置され、境内仏には役行者と不動明王が祀られている。境内には宝篋印塔と古木の紅梅がある。

文化財

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伊賀市指定有形文化財

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  • 石造宝塔(1基)平成20年(2008年)12月25日指定
  • 鰐口(2口)平成15年(2003年)6月24日指定

伊賀市指定天然記念物

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上記文化財の項目は[3]参照。

年中行事

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  • 1月21日 - 大般若
  • 8月21日 - 施餓鬼法要

近隣施設

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アクセス

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参考文献

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  • 滝本昭二『三重四国八十八ヵ所霊場』三重四国八十八ヵ所霊場会、76 - 77頁。

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 東海四十九薬師霊場会HP 5番札所 大宮山 神王寺、2010年1月18日閲覧。
  2. ^ 三重四国八十八ヶ所霊場 第29番 大宮山 密厳院 神王寺、2010年1月18日閲覧。
  3. ^ 伊賀市指定・登録文化財一覧表、2010年1月23日閲覧。

外部リンク

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