林知更
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林 知更(はやし とものぶ、1974年10月 - )は、日本の法学者。専門は、憲法学・国法学。東京大学社会科学研究所教授[1]。
略歴
[編集]千葉県出身。1993年、千葉県立千葉高等学校卒業。同年に東京大学教養学部に入学し、1997年に同法学部を卒業。同年に東京大学大学院法学政治学研究科助手(指導教官は高橋和之[注釈 1])。2000年に北海道大学大学院法学研究科助教授。その後、東京大学大学院総合文化研究科助教授、同科准教授、2010年4月から2015年3月まで東京大学社会科学研究所准教授を経て、2015年4月から同所教授[1]。
2015年10月から2017年3月までパリ第Ⅱ大学ミシェル・ヴィレイ研究所客員研究員[1]。
著作
[編集]単著
[編集]- 『現代憲法学の位相―国家論・デモクラシー・立憲主義』(岩波書店、2016年)
共著・共編著
[編集]- 宍戸常寿、林知更、小島慎司、西村裕一(編著)『戦後憲法学の70年を語る 高橋和之・高見勝利憲法学との対話』(日本評論社、2020年)
- 宍戸常寿、林知更(編)『総点検 日本国憲法の70年』(岩波書店、2018年)
- 長谷部恭男、安西文雄、宍戸常寿、林知更(編)『高橋和之先生古稀記念 現代立憲主義の諸相』(有斐閣、2013年)
- 安西文雄、青井未帆、淺野博宣、岩切紀史、木村草太、小島慎司、斎藤愛、佐々木弘道、宍戸常寿、林知更、巻美矢紀、南野森『憲法学の現代的論点〔第2版〕』(有斐閣、2009年)
- 安西文雄、青井未帆、淺野博宣、岩切紀史、斎藤愛、佐々木弘道、宍戸常寿、林知更、巻美矢紀、南野森『憲法学の現代的論点』(有斐閣、2006年)
論文
[編集]- 「政治過程の統合と自由―政党への公的資金助成に関する憲法学的考察(一)~(五・完)」(国家学会雑誌115巻5・6号~117巻5・6号、2002~2004年)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “スタッフ - 林知更”. 東京大学社会科学研究所. 2021年12月15日閲覧。
参考文献
[編集]新聞記事
[編集]- 「憲法を考える 『変えたい』と向き合う 林知更さん、片山杜秀さん」『朝日新聞』第49000号2018年5月3日、10版、13面。2018年5月3日閲覧。