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林直嗣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

林 直嗣(はやし なおつぐ)は、日本の経済学者。

略歴

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長野県岡谷市出身。長野県諏訪清陵高等学校を経て、1974年慶應義塾大学経済学部卒業、気賀健三ゼミで自由主義的な経済政策の理論的基礎を研究。1976年同大学大学院経済学研究科修士課程修了、経済学修士、加藤寛ゼミで財政金融政策公共政策の理論と政策を研究。1979年同大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学、福岡正夫ゼミで一般均衡理論を研究し、田村茂ゼミで金融論を研究。1982年The University of Toronto大学院政治経済学研究科[1]博士課程中退、カナダの金融を研究。1983年法政大学経営学部専任講師。1986年同大学同部助教授。1993年同大学同学部教授。1994~96年市ヶ谷計算センター所長。1997~99年法政大学経営学部教授会主任。2000~2002年市ヶ谷情報センター長、総合情報センター副所長。2008~2011年法政大学年金基金管理委員会委員長。2007~2019年日本経済政策学会国際交流副委員長・委員長。2013~2016年日本経済政策学会副会長。2017年法政大学ベストティーチャー賞。2020年法政大学名誉教授。2020年SBI大学院大学客員教授。

受賞歴

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  • カナダ首相出版賞 1994年『カナダの金融政策と金融制度改革』

著書

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[2]

単著

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1992年『ミクロ経済学入門』世界書院、1994年『カナダの金融政策と金融制度改革』近代文藝社、2013年『経済学入門』新世社、など10冊。

共編著

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1987年『FORTRAN77入門』法政大学経営学部、1988年『金融のグローバリゼーションⅡ』法政大学出版会、1998年『グローバル・ファイナンス』日本経済評論社、 1993年『現代世界の金融政策』日本経済評論社、2014年『実習 Visual Basic 最新版』サイエンス社、など20冊。


論文

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英語論文

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2005年 "Structural changes and unit roots in Japan's macroeconomic time series: is real business cycle theory supported?", Japan and the World Economy, Vol.17, Issue 2,pp.239-259, North Holland.など10本。

日本語論文・論説・研究ノート

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1994年「金融政策の政策目標と運営目標」慶應大学商学会『三田商学研究』37巻1号、pp.87-108、など67本。


学会・シンポジウム報告

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2018年 Comments on Jordan: "Issues and Challenges of Monetary and Fiscal Policies Caused by Quantity Easing by Central Banks," The 17th International Conference of the Japan Economic Policy Association, at Keio University、など29本。


翻訳

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1989年 PROFIT, INTEREST, AND INVESTMENT by F. von Hayek, 『利潤、利子および投資』ハイエク全集第2巻、(加藤寛・林直嗣・細野助博共訳)春秋社、など5冊。

脚注

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  1. ^ Graduate School, Department of Political Economy
  2. ^ 林直嗣研究室法政大学

外部リンク

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