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林淑美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

林 淑美(りん しゅくみ、リン シュウメイ、1949年4月10日[1]- )は、日本近代文学研究者。研究対象は、中野重治、昭和期の左翼文学者、戸坂潤など。台湾出身の文化人類学者・林淑美(1964- 、名古屋商科大学准教授)とは別人。

略歴

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在日中国人2世。東京都千代田区生まれ。武蔵大学卒業後、立教大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。各大学非常勤講師ののち、立教大学文学部特任教員を務める。2015年定年退職。1994年『中野重治』でやまなし文学賞受賞。2006年「昭和イデオロギー 思想としての文学」で立教大学文学博士

著書

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  • 『中野重治 連続する転向』八木書店、1993
  • 『昭和イデオロギー 思想としての文学』平凡社、2005
  • 『批評の人間性 中野重治』平凡社、2010

編纂など

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  • 『中野重治評論集』平凡社ライブラリー、1996
  • 戸坂潤『思想と風俗』(校訂)平凡社東洋文庫 2001
  • 戸坂潤『世界の一環としての日本』(編集・校訂)平凡社・東洋文庫 2006
  • 『戸坂潤セレクション』平凡社ライブラリー 2018

脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』