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林昭次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
林昭次
生誕 1981年(42 - 43歳)
日本の旗 日本 大阪府
居住 日本の旗 日本
国籍 日本の旗 日本
研究分野 古生物学
進化生物学
骨組織学
研究機関 岡山理科大学
出身校 日本大学大学院総合基礎科学研究科(修士)
北海道大学大学院理学院自然史科学専攻(博士)
博士課程
指導教員
小林快次
他の指導教員 真鍋真(修士課程)
プロジェクト:人物伝
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林 昭次(はやし しょうじ、1981年 - )は、岡山理科大学准教授。学位は博士(理学)古生物学および進化生物学を専門とする[1]

人物

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1981年に大阪府にて生まれる[1]。修士課程時代に国立科学博物館真鍋真の下で骨組織学 (bone histology) を学び[2]、2006年に日本大学大学院総合基礎科学研究科修士課程を修了[3]。博士課程では北海道大学総合博物館小林快次の指導を受け[2]、2009年に北海道大学大学院理学院自然史科学専攻博士課程を修了。北海道大学大学院専門研究員と札幌医科大学第二解剖学講座非常勤職員をそれぞれ1年ずつ歴任した後、ドイツボン大学ドイツ学術交流会博士研究員とボン大学日本学術振興会海外特別研究員を歴任、2013年から4年間大阪市立自然史博物館に学芸員として勤務した[3]。2017年から岡山理科大学生物地球学部生物地球学科職員[1]日本古生物学会日本進化学会、米国古脊椎動物学会(Society of Vertebrate Paleontology)ならびに独国古生物学会(Paläontologische Gesellschaft)に所属している[1][3]

装楯類恐竜の成長と皮骨の機能、首長竜類の水棲適応、マチカネワニの成長様式と性差など、古脊椎動物に進化や生態を研究テーマとしている[3]。化石に残された骨の外部形態だけでなく内部組織の分析を行い、骨の薄片からその機能や成長を研究し、生物の生活様式や成長速度などの推定を行っている[4]。現生生物の組織との比較をも手法としており、ステゴサウルスの背中の板の用途やデスモスチルスの生息環境の推定が紹介されている[5][6]

書籍

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監修

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出演

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出典

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  1. ^ a b c d 林 昭次”. researchmap (2018年11月13日). 2024年8月9日閲覧。
  2. ^ a b 川端裕人 (2014年9月30日). “【研究室】研究室に行ってみた。大阪市立自然史博物館 地史研究室 古脊椎動物学 林昭次 第1回 貴重な恐竜化石をぶった切る”. ナショナルジオグラフィック協会. 2020年3月29日閲覧。
  3. ^ a b c d Shoji Hayashi Lab. Profile”. 2019年8月17日閲覧。
  4. ^ Shoji Hayashi Lab. Research”. 2019年8月17日閲覧。
  5. ^ ステゴサウルスの背板を切ってわかったこと”. ナショナルジオグラフィック協会. 2019年8月17日閲覧。
  6. ^ ボーン・ヒストロジーが化石研究の新たな扉を開く”. ナショナルジオグラフィック協会. 2019年8月17日閲覧。
  7. ^ 生物地球学部の林准教授が監修した「すけすけ恐竜 骨ぬりえ ずかん」発刊”. 岡山理科大学 (2023年6月27日). 2023年10月18日閲覧。
  8. ^ BSプレミアム これが恐竜王国ニッポンだ!”. NHK (2018年). 2019年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月11日閲覧。

外部リンク

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