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林家きよ彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
林家はやしや きよひこ
林家(はやしや) きよ彦(ひこ)
本名 早坂はやさか 清花せいか
生年月日 (1988-04-10) 1988年4月10日(36歳)
出身地 日本の旗 日本北海道札幌市
師匠 林家彦いち
名跡 1. 林家きよひこ
(2017年 - 2021年)
2. 林家きよ彦
(2021年 - )
出囃子 仲よし小道
活動期間 2016年 -
活動内容 落語家
所属 落語協会
公式サイト 落語家 林家きよ彦 オフィシャルサイト
受賞歴
2022年 プリモ芸術コンクール落語部門グランプリ

林家 きよ彦(はやしや きよひこ、1988年4月10日 - )は、北海道札幌市出身の落語家[1][2]。本名:早坂 清花[1]出囃子:『仲よし小道[1][2]。紋∶光琳蔦・でんでんこぶし[2]

経歴

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入門前まで札幌で過ごす[2]市立札幌藻岩高校卒業。藤女子大学在学時に[3][4]、第5回・第8回の全日本学生落語選手権『策伝大賞』決勝に進出する。当時の芸名は「でってい ゆう[5]、「藤花亭とうかてい 梅殊うめしゅ」。大学卒業後も単独で北海道で落語を続けていた[4]

社会福祉士として障がいのある人たちのアート活動に携わり、東日本大震災時には移動支援ボランティアとして赴いた宮城県石巻市の避難所の利用者からの依頼により落語も演じている[6]

2016年9月、林家彦いちに入門[1][2]。翌年10月1日に楽屋入り前座となる[1][2]。前座名「きよひこ[1][2]

2021年3月1日林家やま彦春風亭与いち三遊亭歌彦と共に二ツ目昇進、「林家きよ彦」と改名[1][2]

芸歴

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受賞歴

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  • 2022年 第1回プリモ芸術コンクール落語部門グランプリ[7]

人物

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  • 趣味:美術鑑賞、スーパー巡り、YOSAKOIソーラン鑑賞、お酒[1][2]、バイク(クロスカブ110)
  • 特技:剣道三段、スキー(SAJ公認1級)[2]
  • 落語協会二ツ目の勉強会「チャノマ」メンバー。
  • 兄弟子のやま彦が数々の伝説を残しているがために、師匠や先輩などからやま彦に関する面白いエピソードがないか多々聞かれる。
  • 作家の蛙田アメコRadiotalkをしている。

出演

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  • 二つ目物語(2022年、林家しん平監督) - お茶子、寄席の観客 役

著書

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  • 『林家木久扇一門本 〜天下御免のお弟子たち〜』 木久扇と弟子たち(著) (秀和システム、2022年1月) ISBN 978-4798066066

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 林家 きよ彦|一般社団法人 落語協会”. rakugo-kyokai.jp. 2021年4月16日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m プロフィール”. 落語家林家きよ彦. 2021年4月16日閲覧。
  3. ^ 在籍する大学に落研がなかったので、実際に活動していたのは北海道大学の落語研究会。
  4. ^ a b 北野麦酒『北海道落語事情』彩流社、2015年9月30日、67-68頁。ISBN 9784779121685 
  5. ^ 第5回全日本学生落語選手権『策伝大賞』結果報告”. 岐阜市笑いと感動のまちづくり実行委員会事務局. 2021年6月2日閲覧。
  6. ^ 札幌協働福祉会アートセンターあいのさと支援員 早坂清花 (2012年3月). “東日本大震災の支援活動に携わって” (PDF). ノースウイング第18号. 札幌市北区役所. 2021年6月2日閲覧。
  7. ^ 第1回プリモ芸術コンクール”. プリモ芸術工房 (2022年4月17日). 2022年4月18日閲覧。

外部リンク

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