林宏
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林 宏(はやし ひろし、1914年 - )は、日本の民俗学者・地理学者。奈良教育大学元教授。
来歴
[編集]- 1914年、富山県砺波市出身[1]。
- 1941年 に京都帝国大学文学部史学科(地理専攻)卒業。同時に同大学の副手[1]。
- 1949年に奈良学芸大学(1966年から奈良教育大学)講師となり、助教授、教授を経て、1979年に定年退官[1]。
- 1980年時点で八代学院大学教授、奈良大学講師、奈良文化財審議会専門委員[1]。
- 1992年から、学名変更により神戸国際大学教授。
主な著書・編集
[編集]単著
[編集]- 『吉野の民俗誌』 <文化出版局> 1980年
- 『林 宏 十津川郷採訪録 民俗1』 <十津川村教育委員会> 1992年 - 「西川組採訪録」(1959年)を所収。
- 『林 宏 十津川郷採訪録 民俗2』 <十津川村教育委員会> 1993年 - 「北・中・東十津川採訪」(1962年-1974年)を所収。
- 『林 宏 十津川郷採訪録 民俗3』 <十津川村教育委員会> 1994年 - 「十津川郷南部採訪」(1979年)などを所収。
- 『林 宏 十津川郷採訪録 民俗4』 <十津川村教育委員会> 1995年 - 東直晴「風俗図絵」、中森瀞八郎「瀞洞夜話」(1953年)の引き写しを所収。
- 『林 宏 十津川郷採訪録 民俗5』 <十津川村教育委員会> 1996年 - 「十津川郷民俗語彙」を所収。
共著
[編集]- 『日本地誌ゼミナール(北信越地方)』 <大明堂>
- 『近畿の民家』 <朝日新聞社>
- 『奈良市史』
ほか市町村史の民俗担当多数。