林ひふみ
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林 ひふみ(はやし ひふみ、1962年 - )は、日本のジャーナリスト、明治大学理工学部教授。新井一二三の名で中国、台湾、香港の新聞、雑誌に中国語でコラムを書き、著作を出版している[1]。
経歴
[編集]東京都出身[1]。早稲田大学政治経済学部政治学科に学び、在学中に中国の北京外国語学院や中山大学への留学を経験して、1987年に卒業した[2]。
大学卒業後、朝日新聞に記者として入社したが半年で退社し、1988年4月から8月にかけては、トロントの日加タイムズの記者となった[2]。
1994年4月から9月にかけて香港の亜洲週刊特派員となり、その後は、フリーランスのコラムニストとして中国語の媒体に寄稿し、作家活動に入った[2]。
2005年から、明治大学理工学部総合文化教室兼任講師、2008年に専任となり、准教授を経て教授となった[2]。
著書
[編集]- 『中國中毒』 三修社
- 『新井,心井』 台湾大田出版
- 『東京人』 台湾大田出版
- 『櫻花寓言』 台湾大田出版
- 『可愛日本人』 台湾大田出版
- 『讀日派』 台湾大田出版
- 『東京的女兒』 台湾大田出版
- 『123成人式』 台湾大田出版
- 『東京時刻八點四十五』 台湾大田出版
- 『我和閱讀談戀愛』 台湾大田出版、上海訳文出版社
- 『午後四時的啤酒』 台湾大田出版、上海訳文出版社
- 『東京上流』 台湾大田出版
- 『東京迷上車:從橙色中央線出發』 台湾大田出版、上海訳文出版社
- 『東京生活意見』 台湾大田出版
- 『中國語很有趣』 (『中国語はおもしろい』,講談社、2004年)
- 『偏愛東京味』 台湾大田出版
- 『我這一代東京人』 台湾大田出版、上海訳文出版社
- 『偽東京』 台湾大田出版、上海訳文出版社
- 『獨立,從一個人旅行開始』 台湾大田出版、上海訳文出版社
- 『沒有了鮪魚,沒有了奶油——你無法想像的日本』 台湾大田出版、上海訳文出版社
- 『台灣為何教我哭』 台湾大田出版
- 『東京故事311』 台湾大田出版
- 『中国・台湾・香港映画のなかの日本』明治大学出版会
- 『台湾物語「麗しの島」の過去・現在・未来』筑摩書房
- 『中国語は楽しい――華語から世界を眺める』ちくま新書
出典・脚注
[編集]- ^ a b “明治大学リバティアカデミー 12260004 本と映画と神保町 ―本の街・神保町で考える Part2―本の街神保町を元気にする会共催”. 明治大学リバティアカデミー. 2013年9月26日閲覧。
- ^ a b c d “教員情報検索:理工学部 総合文化教室 林ひふみ”. 明治大学. 2013年9月26日閲覧。