板坂則子
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板坂 則子(いたさか のりこ、1952年3月 - )は、近世文学研究者。専門は近世戯作、特に曲亭馬琴。専修大学名誉教授。東京都出身。
来歴
[編集]1970年女子学院高等学校卒業、1974年お茶の水女子大学文教育学部国文科卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学、1980年群馬大学教育学部専任講師、助教授、1992年専修大学助教授、教授。2022年定年退職、名誉教授。2010年「曲亭馬琴の世界」で博士(文学)の学位を取得[1]。
近世戯作、特に曲亭馬琴研究の権威の一人であり、実証的研究者である。その一方、学生とともにオペラ『八犬伝』の台本を作り上演したり[2][3]、『狭衣物語』の二次創作ゲーム「狭衣」を製作したり、海外の大学との共同授業・遠隔授業[4]といった取り組みを行っている。ゼミ出身者にはフジテレビプロデューサーの坪井貴史などがいる。
夫は池田和臣。板坂元、板坂耀子とは名字が同じだが無関係である。
著書
[編集]編著・校訂
[編集]論文
[編集]脚注
[編集]- ^ “板坂 則子 - マイポータル - researchmap”. researchmap.jp. 2020年3月4日閲覧。
- ^ “江戸時代の文学・文化[担当:板坂 則子] | 専修大学”. www.senshu-u.ac.jp. 2020年3月4日閲覧。
- ^ “専修大学育友会”. www.ikuyuu.com. 2020年3月4日閲覧。
- ^ “朝日新聞デジタル:専修大学ドットコム:オピニオン - 専修大学文学部教授 板坂則子”. www.asahi.com. 2020年3月4日閲覧。