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松野知紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松野 知紀
生誕 2002年
日本の旗 茨城県日立市
国籍 日本の旗 日本
研究分野 政治公共政策東アジアエネルギー
研究機関 ハーバード大学
国際政治学学生協会 (IAPSS)
出身校 ハーバード大学(在学)
プロジェクト:人物伝
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松野 知紀 (まつの ともき)は、日本の活動家。世界経済フォーラム (WEF)・グローバルシェイパー[1]

ほかに、国際政治学学生協会 (IAPSS) 上席地域調整官[2]、ハーバード大国際問題研究所 研究員 (Kenneth I. Juster Fellow) などを務める[3]。2021年から、米・ハーバード大学 (学部) に在学[4][5]世界政治学会 (IPSA)アメリカ政治学会 (APSA)会員。

経歴

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茨城県立日立第一高等学校附属中学校、高等学校出身[6][7]

2019年のY20サミット (G20公式附属会議)では、世界青年代表枠20名の一員に日本人として唯一選出され、複数の国際機関等に対して政策提言書を作成した[8]。2021年、海外長期在住経験がなく、地方公立高校からハーバード大学を含む22大学に合格したことが複数メディアによって報じられた。また同年5月には、世界経済フォーラムによって「グローバルシェイパー」(政治、科学、経済などさまざまな分野で活躍している世界中の32歳以下の若者で構成[9])に選出・任命された。

現在はハーバード大学で環境科学と公共政策を学んでおり、エネルギー政策などについて日本やアメリカ、オーストラリアの各国政府機関と共同研究などを行っている[3]。また、2022年にはハーバード大学日本政策ネットワークを創設し、日本関連の講演会や会議を主催すると共に、政府機関や民間企業に対して調査研究を行っている。これまでの提携先として、茨城県つくば市デジタル庁がある[10]。公益財団法人柳井正財団 (理事長 柳井正)の奨学生[11]

脚注

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出典

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  1. ^ Tomoki Matsuno” (英語). World Economic Forum. 2021年9月28日閲覧。
  2. ^ IAPSS Asia” (英語). 2021年9月28日閲覧。
  3. ^ a b Tomoki Matsuno | 松野 知紀” (英語). scholar.harvard.edu. 2023年12月28日閲覧。
  4. ^ 米ハーバード大に合格 茨城・松野さん 地方公立校から難関突破”. 毎日新聞. 2021年9月28日閲覧。
  5. ^ 【茨城から名門ハーバード】 現役合格の18歳が意識し続けた「1日の中で絶対に“しない”こと」(高村 由佳) @gendai_biz”. 現代ビジネス. 2021年9月28日閲覧。
  6. ^ 日立一高からハーバード大、松野さん合格 「社会にインパクトを」 国際会議での活動アピール /茨城”. 毎日新聞. 2021年10月2日閲覧。
  7. ^ 先輩の活躍 - 茨城県立日立第一高等学校附属中学校ホームページ”. www.hitachi1-jh.ibk.ed.jp. 2021年10月2日閲覧。[リンク切れ]
  8. ^ 情報さえあれば世界は拓ける…松野知紀さんに聞く「地方公立でも勝つ法則」”. リセマム. 2021年10月2日閲覧。
  9. ^ 世界を変えるU33【スタディサプリ 進路】”. shingakunet.com. 2021年11月30日閲覧。
  10. ^ Harvard Undergraduate Japan Policy Network”. 2023年12月28日閲覧。
  11. ^ 松野知紀 | 柳井正財団 海外奨学金プログラム”. 柳井正財団 海外奨学金プログラム. 2023年12月28日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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