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松若正次

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

松若 正次(まつわか まさじ、1914年5月15日[1] - 没年不明)は、昭和時代の大相撲力士大阪府中河内郡柏原町(現柏原市)出身[1]中村部屋所属。本名は門下 正次[1]。最高位は十両7枚目[1]。得意技は突っ張り。

経歴

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中村部屋に入門し、1934年5月場所で初土俵を踏む。順調に番付を上げ、1939年5月場所に十両に昇進[2]。この場所は3勝12敗と大きく負け越し、1場所でその座を明け渡した。その後は勝ち越すことなく1940年5月場所に26歳で廃業した[2]

主な成績

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  • 通算成績:55勝49敗 勝率.529
  • 十両成績:3勝12敗 勝率.200
  • 現役在位:13場所
  • 十両在位:1場所
  • 各段優勝
    • 幕下優勝:1回(1939年1月場所)

場所別成績

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松若 正次
春場所 夏場所
1934年
(昭和9年)
x 新序
2–1 
1935年
(昭和10年)
西序ノ口筆頭
3–3 
西序二段24枚目
5–1 
1936年
(昭和11年)
東三段目22枚目
4–2 
東三段目8枚目
5–1 
1937年
(昭和12年)
東幕下21枚目
4–7 
西三段目3枚目
4–3 
1938年
(昭和13年)
西幕下26枚目
9–4 
西幕下4枚目
4–3 
1939年
(昭和14年)
東幕下筆頭
優勝
7–1
西十両7枚目
3–12 
1940年
(昭和15年)
東幕下3枚目
2–6 
東幕下14枚目
引退
3–5–0
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴

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  • 松若 政二(まつわか まさじ)1934年5月場所 - 1939年1月場所
  • 松若 正次(まつわか まさじ)1939年5月場所 - 1940年5月場所

脚注

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  1. ^ a b c d 『大相撲星取大鑑』昭和編第1巻、175頁。
  2. ^ a b 『昭和の大相撲 資料編』 312頁。

参考文献

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  • 小池謙二『大相撲星取大鑑』昭和編第1巻、医聖社、1986年
  • 昭和の大相撲刊行委員会/編『昭和の大相撲 資料編』TBSブリタニカ、1989年

関連項目

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外部リンク

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