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松田正人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松田正人
まつだ まさと
生年月日 1889年12月5日
出生地 日本の旗 日本 長野県北安曇郡美麻村
(現・長野県大町市
没年月日 1982年
出身校 南佐久教員養成所卒業
前職 乳業会社経営

当選回数 2回
在任期間 1954年7月25日 - 1962年7月24日

大町町長
在任期間 1947年4月 - 1954年6月

大町町会議員
当選回数 3回
在任期間 1929年4月 - 1942年5月
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松田 正人(まつだ まさと、1889年(明治22年)12月5日[1] - 1982年(昭和57年)[2])は、日本の政治家。長野県北安曇郡大町町長、初代大町市長。

来歴

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長野県北安曇郡美麻村(現大町市)生まれ[2]。1908年(明治41年)3月、南佐久教員養成所卒業後、美麻村小学校教員、同村役場書記を経て、1918年(大正7年)大町で乳業会社を創業[2]。1929年(昭和4年)4月、大町町会議員に選出され、1942年(昭和17年)5月まで3期在任[1][2]

1947年(昭和22年)4月、大町町長選挙に当選し[1][2]昭和の大合併では北安曇郡1町3村の新設合併を実現し[2]、1954年(昭和29年)7月、市制施行に伴い初代市長となり[2]、1962年(昭和37年)7月まで務めた[1]。在任中は昭和電工呉羽紡績の工場誘致、黒部ダム建設、国鉄大糸線の全通、葛温泉の引湯による大町温泉郷の開設、上水道の敷設などを実現させた[1][2]

その他、北安曇畜産組合長、大町森林組合長、大町土地改良区理事長などを歴任[2]。1974年(昭和49年)11月、大町市名誉市民に選出された[1][2]

脚注

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  1. ^ a b c d e f 『日本の歴代市長 第2巻』292頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j 『長野県歴史人物大事典』662頁。

参考文献

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  • 『日本の歴代市長 第2巻』歴代知事編纂会、1984年。
  • 『長野県歴史人物大事典』郷土出版社、1989年。
  • 『長野県姓氏歴史人物大辞典』角川書店、1996年。