松田幸雄
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松田 幸雄(まつだ ゆきお、1927年3月25日 - 2013年4月29日)は、日本の詩人、翻訳家。
略歴
[編集]千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。
三井物産に勤務。『荒地』『詩学』同人。1966年、『詩集 1947 - 1965』で第6回室生犀星詩人賞受賞。2002年、D・H・ロレンス『鳥と獣と花』の翻訳で日本詩人クラブ詩界賞受賞[1]。また、「H氏賞」の選考委員なども務める。
著書
[編集]- 『詩集 1947 - 1965』(地球社) 1966
- 『中間点 詩集 1966-1975』(詩学社) 1975
- 『日輪王 詩集一九七六~一九八五』(花神社) 1986
- 『夕映えを讃えよ 松田幸雄詩集 1986 - 1996』(砂子屋書房) 1997
- 『松田幸雄詩集』(土曜美術社出版販売、新・日本現代詩文庫) 2004
- 『松田幸雄全詩集』(砂子屋書房) 2013
共編
[編集]翻訳
[編集]- 『ロレンス』(河出書房新社、世界文学全集カラー版別巻第1巻、世界名詩集) 1969
- 『チャタレイ夫人の恋人 / メキシコの朝 / 詩』(ロレンス、講談社、世界文学全集72) 1975
- 「チャタレイ夫人の恋人」は羽矢謙一訳、「メキシコの朝」は伊藤整訳
- 『論集』(ディラン・トマス、ウォルフォード・デイヴィス編、国文社、ディラン・トマス全集 別巻) 1976
- 『戯曲』(ディラン・トマス、松浦直巳共訳、国文社、ディラン・トマス全集4) 1978
- 『アメリカ・インディアン神話』(コティー・バーランド、マリオン・ウッド編、青土社) 1990
- 『アフリカ神話』(ジェフリー・パリンダー、青土社) 1991
- 『ケルト神話』(プロインシァス・マッカーナ、青土社) 1991
- 『マヤ・アステカの神話』(アイリーン・ニコルソン、青土社) 1992
- 『オカルトの事典』(フレッド・ゲティングズ、青土社) 1993
- 『猫の不思議な物語』(フレッド・ゲティングズ、鶴田文共訳、青土社) 1993
- 『ディラン・トマス詩集』(編・訳、 小沢書店、双書・20世紀の詩人) 1994
- 『エスキモーの民話』(ハワード・ノーマン編、青土社) 1995
- 『妖怪と精霊の事典』(ローズマリ・エレン・グィリー、青土社) 1995
- 『アボリジニー神話』(K・ラングロー・パーカー、H・ドレーク=プロックマン編、青土社) 1996
- 『語りつがれるアメリカ』(リチャード・M・ドーソン、青土社) 1997
- 『鳥と獣と花 Poems』(D・H・ロレンス、彩流社) 2001
- 『ディラン・トマス全詩集』(青土社) 2005
- 『セアドー・レトキー詩集』(彩流社) 2009
脚注
[編集]参考
[編集]- 『文藝年鑑』
- 『日本近代文学大辞典』(講談社) 1984