松田ペット
店舗外観 | |
種類 | 株式会社 |
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略称 | 松ペ |
本社所在地 |
日本 〒940-2104 新潟県長岡市大島新町1-1-15 |
設立 |
1978年4月 (1973年3月創業) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 8110001023469 |
事業内容 | 生体販売 |
代表者 | 代表取締役 松田保夫 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 9名 |
外部リンク | http://www.matsuda-pet.jp/ |
松田ペット(まつだペット)は、新潟県長岡市にあるペットショップ。手書きの看板が長岡市を中心に多数設置されている[1][2][3]。略称は「松ぺ」[2][3]。
概要
[編集]1973年、「松田商展」として創業[3]。
犬・猫の販売、ペット用品の販売、ペット向けのサービスを行っている[4]他、まちの駅としても登録されている[4]。
看板のユニークな作風と数の多さが注目を集め、SNSを中心にファンによる情報交換がされている[3]。
看板
[編集]松田ペットの看板は一部のファンの間から「例の看板」[2][3]と呼ばれ、これを集めた同人誌「例の看板 フォトグラフコレクション」も制作されている[2][3][5]。この同人誌は人気があり、長岡市の書店「文信堂書店」で週間ベストセラー1位を記録したことがある[6]他、2022年9月下旬にはカプセルトイ「マニア豆本」のラインナップの一つとして登場している[7]。
当初は、扱っていた金魚とインコ、観賞魚飼育池用の照明付循環ポンプをデザインしたものだったが、その後、ヨークシャーテリアとビーグル、猫など人気の動物をあしらったデザインが登場した[3]。
中でもビーグル、チワワ、ヨークシャーテリアの3犬種を集めた看板は社長のお気に入りであり[3]、この三匹の犬が描かれた看板については、ファンからは人気アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する「黒い三連星」になぞらえて「松田三連星」と呼ばれている[2][3]。この3犬種は、1987年に株式会社「松田ペット」に組織変更した後に採用したもので、当時の売れ筋の犬種であった[5]。
看板は2019年8月現在、約500枚あり、月に10枚程度、看板を新調している[3][8]。また、同じ場所に看板を2枚または4枚張るスタイルを貫いている[3]。看板は、長岡市や小千谷市、見附市、出雲崎町など、店から半径約10キロの道路沿いの建物などに社長が自ら設置している[5]。
看板の絵は小千谷市にある「近藤看板店」の近藤忠男が主に担当し[5]、1枚1枚が全て手書きである[1][2][5]。当初は看板店が松田ペットが指定した動物の写真を見ながら看板を描いていたが、やがて見ないで描くようになったため、犬の向きやリボンの装飾などが看板ごとに異なる状態になってしまった[3]。近藤は元々、看板職人であり、「犬は黒目が多いが、それでは面白くないから、白目の部分を増やして人間の目のようにした」と語っている[5]。
出典
[編集]- ^ a b 岡拓哉 (2017年5月29日). “”新潟あるある大調査”第1弾~長岡の看板の謎~”. 新潟テレビ21. 2019年9月1日閲覧。
- ^ a b c d e f “黒目がちな犬が長岡で待ってる『例の看板 フォトグラフ・コレクション』現物を見に行きたい、たぶん行く”. ニコニコニュース (2018年9月1日). 2019年9月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 「気づけばそこに「松ペ看板」」『新潟日報』2019年8月8日、夕刊、1-3面。
- ^ a b “まちの駅 松田ペット” (PDF). 長岡大学地域活性化プログラム 新潟まちの駅の紹介. 長岡大学 (2013年). 2019年9月1日閲覧。
- ^ a b c d e f 「「看板犬」3匹熱視線 長岡「松田ペット」」『読売新聞』2022年6月18日。2022年9月16日閲覧。
- ^ 文信堂書店長岡店による2020年3月15日午前11:18のツイート、2022年9月16日閲覧。
- ^ アニメージュプラス 編集部 (2022年8月28日). “片方だけの手袋に電気風呂!超マニアックな豆本がカプセルトイに”. アニメージュプラス. 徳間書店. 2022年9月16日閲覧。
- ^ 「日報抄」『新潟日報』2019年8月28日、1面。2019年9月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- [公式]株式会社 松田ペット (@matsudapet_nagaoka) - Instagram