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松林院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
天霊山松林院
所在地 京都市下京区猪熊五条下ル柿本町638
山号 天霊山
院号 松林院
宗派 日蓮宗
寺格 本圀寺筆頭塔頭
本尊 三宝尊
創建年 1345年
開山 妙音阿闍梨日行
別称 東大坊
公式サイト https://sho-rin-in.net/
宇賀徳正神
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松林院(しょうりんいん)は京都市下京区猪熊五条下る柿本町にある日蓮宗寺院

山号は天霊山。大本山本圀寺の筆頭塔頭で東大坊と称されていた[1][2]

歴史

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開山は日蓮聖人の直弟子である六老僧日朗上人の高弟の九老僧、妙音阿闍梨日行上人で、曆應元年(1338)、下野(現在の栃木県)浮田に天霊寺と号して創建された。しかし、日行上人の兄弟子である大本山本圀寺第4世日静上人(九老僧日印上人の弟子)によって京都六条堀川に移転するのに際に、貞和元年(1345)に法性寺、勧持院(西大坊)、持珠院(北大坊)、戒善院(南大坊)の4ヶ寺と共に随行し、京都姉小路に布教の場を変える。その後、応仁の乱(1477)で焼失し、本圀寺内に塔頭寺院として再建。以後、開山の院号にちなみ天霊山松林院と改称。移転後の開山は松林院日慶上人。創建後、度々兵火に焼かれ、現在の本堂は大正末期に建てられた。

山門は伏見城から移築されたもの。

脚注

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  1. ^ 『大本山本圀寺史』国土安穏寺、令和3年4月6日。 
  2. ^ 『日蓮宗寺院大鑑』大本山池上本門寺、昭和56-01-01。 

外部リンク

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