松林院
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天霊山松林院 | |
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所在地 | 京都市下京区猪熊五条下ル柿本町638 |
山号 | 天霊山 |
院号 | 松林院 |
宗派 | 日蓮宗 |
寺格 | 本圀寺筆頭塔頭 |
本尊 | 三宝尊 |
創建年 | 1345年 |
開山 | 妙音阿闍梨日行 |
別称 | 東大坊 |
公式サイト | https://sho-rin-in.net/ |
宇賀徳正神 |
松林院(しょうりんいん)は京都市下京区猪熊五条下る柿本町にある日蓮宗の寺院。
山号は天霊山。大本山本圀寺の筆頭塔頭で東大坊と称されていた[1][2]。
歴史
[編集]開山は日蓮聖人の直弟子である六老僧日朗上人の高弟の九老僧、妙音阿闍梨日行上人で、曆應元年(1338)、下野(現在の栃木県)浮田に天霊寺と号して創建された。しかし、日行上人の兄弟子である大本山本圀寺第4世日静上人(九老僧日印上人の弟子)によって京都六条堀川に移転するのに際に、貞和元年(1345)に法性寺、勧持院(西大坊)、持珠院(北大坊)、戒善院(南大坊)の4ヶ寺と共に随行し、京都姉小路に布教の場を変える。その後、応仁の乱(1477)で焼失し、本圀寺内に塔頭寺院として再建。以後、開山の院号にちなみ天霊山松林院と改称。移転後の開山は松林院日慶上人。創建後、度々兵火に焼かれ、現在の本堂は大正末期に建てられた。
山門は伏見城から移築されたもの。