松本和彦
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まつもと かずひこ 松本 和彦 | |
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出身校 | 大阪大学大学院法学研究科 |
職業 | 憲法学者 |
団体 | 大阪大学大学院教授 |
栄誉 | 博士(法学)(大阪大学) |
松本 和彦(まつもと・かずひこ、1964年- )は、日本の法学者。専門は、憲法(基本的人権)・環境法。学位は、博士(法学)(大阪大学・論文博士・1996年)。大阪大学大学院法学研究科教授を経て、大阪大学大学院高等司法研究科教授。
来歴・人物
[編集]大阪府出身。現在は法科大学院において、法曹を志す在学生に向けて高度な法理論を教授する。また、主として基本権保障及び環境保護に関する研究を行っている。かつては、2004年4月1日、衆議院憲法調査会の第119回調査会と第3回基本的人権小委員会(公共の福祉)において参考人として出席し、環境権の保障について意見を述べたことがある。
略歴
[編集]- 1988年3月 - 大阪大学法学部卒業
- 1990年3月 - 大阪大学大学院法学研究科博士前期課程公法学専攻修了
- 1994年9月 - 大阪大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学
- 1994年10月 - 大阪大学法学部助手
- 1996年3月 - 大阪大学より博士(法学)の学位を取得[1]。→「Category:博士(法学)取得者」を参照
- 1996年4月 - 大阪学院大学法学部講師
- 1998年4月 - 大阪大学法学部助教授
- 2000年7月 - ベルリン・フンボルト大学客員研究員 (2002年3月まで)
- 2003年4月 - 大阪大学大学院法学研究科教授
- 2004年4月 - 大阪大学大学院高等司法研究科教授[2]
- 2009年10月- ベルリン自由大学客員教授 (2010年3月まで)
主要著書
[編集]論文
[編集]- 松本和彦「カント法哲学の批判的性格--K.H.イルティングの所論を中心として」『法学研究』第64巻第6号、慶應義塾大学法学研究会、1991年6月、24-59頁、ISSN 03890538、NAID 120005853653。
- 松本和彦「防禦権としての基本権の意義と可能性--ドイツ基本権解釈学における一局面」『阪大法学』第159号、大阪大学大学院法学研究科、1991年7月、243-269頁、ISSN 04384997、NAID 40003193605。
- 松本和彦「カント法哲学の超越論的性格--W.ケルスティングの所論を中心として」『法学研究』第65巻第12号、慶應義塾大学法学研究会、1992年12月、345-413頁、ISSN 03890538、NAID 120005851459。
- 松本和彦「カント法哲学の超越論的性格―所有権論の超越論哲学的基礎づけ―」『北陸法学』第1巻第1-2号、北陸大学法学会、1993年10月、329-371頁、doi:10.15066/00000325、ISSN 0919-9640、NAID 120005759924。
- 松本和彦「基本権の保障と論証作法-2-ドイツ連邦憲法裁判所の国勢調査判決を素材にして」『阪大法学』第176号、大阪大学、1995年8月、339-360頁、ISSN 04384997、NAID 110000311203。
- 松本和彦「基本権の保障と論証作法(3)--ドイツ連邦憲法裁判所の国勢調査判決を素材にして」『阪大法学』第179号、大阪大学、1995年12月、791-823頁、ISSN 04384997、NAID 110000311219。
- ベッケンフェルデエルンスト ヴォルフガング, 松本和彦「国民の憲法制定権力--憲法の限界概念」『大阪学院大学法学研究』第23巻第2号、大阪学院大学法学会、1997年3月、189-214頁、ISSN 03855635、NAID 40004132898。
所属学会
[編集]- 環境法政策学会
- 関西憲法判例研究会
- ドイツ憲法判例研究会
- 日本公法学会
外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ 松本和彦「基本権保障の法的論証作法 : ドイツにおける防禦権のドグマーティク」大阪大学 博士論文14401甲第05411号、1996年3月、doi:10.11501/3109877、NAID 500000130303。
- ^ “教員からのメッセージ|大阪大学大学院高等司法研究科(法科大学院)”. 2019年7月25日閲覧。