コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

松本和彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まつもと かずひこ

松本 和彦
出身校 大阪大学大学院法学研究科
職業 憲法学者
団体 大阪大学大学院教授
栄誉 博士(法学)(大阪大学)
テンプレートを表示

松本 和彦まつもと・かずひこ1964年- )は、日本法学者。専門は、憲法基本的人権)・環境法学位は、博士(法学)大阪大学論文博士・1996年)。大阪大学大学院法学研究科教授を経て、大阪大学大学院高等司法研究科教授。

来歴・人物

[編集]

大阪府出身。現在は法科大学院において、法曹を志す在学生に向けて高度な法理論を教授する。また、主として基本権保障及び環境保護に関する研究を行っている。かつては、2004年4月1日、衆議院憲法調査会の第119回調査会と第3回基本的人権小委員会(公共の福祉)において参考人として出席し、環境権の保障について意見を述べたことがある。

略歴

[編集]

主要著書

[編集]

論文

[編集]
  • 松本和彦「カント法哲学の批判的性格--K.H.イルティングの所論を中心として」『法学研究』第64巻第6号、慶應義塾大学法学研究会、1991年6月、24-59頁、ISSN 03890538NAID 120005853653 
  • 松本和彦「防禦権としての基本権の意義と可能性--ドイツ基本権解釈学における一局面」『阪大法学』第159号、大阪大学大学院法学研究科、1991年7月、243-269頁、ISSN 04384997NAID 40003193605 
  • 松本和彦「カント法哲学の超越論的性格--W.ケルスティングの所論を中心として」『法学研究』第65巻第12号、慶應義塾大学法学研究会、1992年12月、345-413頁、ISSN 03890538NAID 120005851459 
  • 松本和彦「カント法哲学の超越論的性格―所有権論の超越論哲学的基礎づけ―」『北陸法学』第1巻第1-2号、北陸大学法学会、1993年10月、329-371頁、doi:10.15066/00000325ISSN 0919-9640NAID 120005759924 
  • 松本和彦「基本権の保障と論証作法-2-ドイツ連邦憲法裁判所の国勢調査判決を素材にして」『阪大法学』第176号、大阪大学、1995年8月、339-360頁、ISSN 04384997NAID 110000311203 
  • 松本和彦「基本権の保障と論証作法(3)--ドイツ連邦憲法裁判所の国勢調査判決を素材にして」『阪大法学』第179号、大阪大学、1995年12月、791-823頁、ISSN 04384997NAID 110000311219 
  • ベッケンフェルデエルンスト ヴォルフガング, 松本和彦「国民の憲法制定権力--憲法の限界概念」『大阪学院大学法学研究』第23巻第2号、大阪学院大学法学会、1997年3月、189-214頁、ISSN 03855635NAID 40004132898 

所属学会

[編集]
  • 環境法政策学会
  • 関西憲法判例研究会
  • ドイツ憲法判例研究会
  • 日本公法学会

外部リンク

[編集]

脚注

[編集]