松木明
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松木明(まつき あきら、1903年 - 1981年12月3日[1])は、日本の血清学者、民俗学者。
第八師団軍医広田守の長男として青森県弘前市に生まれ、母親の実家を次いで松木姓になる。弘前中学から弘前高等学校、東京帝国大学医学部を卒業後、同大学の三田定則教授のもと血清学を学び、1934年弘前に帰って開業。血清人類学の研究を行う。津軽民俗の会会長。息子は松木明知[2]。
著書
[編集]- 『津軽地方人の血液型 津軽地方人の血清学的人類学 第4篇 (中津軽郡に於ける血液型)』青森県教育委員会 1954
- 『津軽地方人の血液型 津軽地方人の血清学的人類学的研究』1962-1966
- 『津軽語彙 近松の戯曲と津軽語彙 第1部~続補遺』1960-1968
- 『津軽語彙 第20編 菅江真澄と津軽語彙 秋田篇』1973
- 『津軽と近代文学』津軽書房 1973
- 『日本民族の血液型』津軽書房 1976
- 『津軽地方の血液型 津軽地方人の血清人類学的研究』津軽書房 1979
- 『渋江抽斎人名誌』津軽書房 1981
- 『津軽茶話』津軽書房 1982
- 「津軽語彙」松木明知復刻、津軽書房、2010
- 2、一町田語彙
- 3、中津軽郡における動物語彙
- 4、中津軽郡における植物語彙
- 5、砂子瀬語彙
- 6、津軽方言書誌
- 7、近松の戯曲と津軽語彙
- 8、津軽方言書誌 論文
- 9、弘前語彙 補遺
- 10、狂言記と津軽語彙
- 12、津軽方言書誌 補遺
- 13、室町文学と津軽語彙
- 15、岩木語彙
- 16、鎌倉文学と津軽語彙
- 17、平安文学と津軽語彙
- 18、上代文学と津軽語彙
- 19、菅江真澄と津軽語彙 津軽篇
- 20、菅江眞澄と津軽語彙 秋田篇
- 21、菅江眞澄と津軽語彙 南部・松前篇
共著
[編集]- 『津軽の医史』松木明知共著 津軽書房 1971
- 『津軽の文化誌』松木明知共著 津軽書房 1983