松尾弘
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松尾 弘(まつお ひろし、1962年11月19日 - )は、日本の法学者。専門は民法、比較法。慶應義塾大学大学院法務研究科教授、法務省法制審議会幹事。長野県生まれ。
略歴
[編集]- 1981年3月 長野県上田高等学校卒業(79期)[1]
- 1985年3月 慶應義塾大学法学部法律学科卒業[2]
- 1990年3月 一橋大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学[2]
- 1990年4月 横浜市立大学商学部専任講師[2]
- 1994年4月 横浜国立大学助教授[2]
- 1997年 シドニー大学客員教授[3]
- 1998年 フリードリヒ・シラー大学イェーナ客員教授、オックスフォード大学客員研究員[3]
- 2002年4月 横浜国立大学大学院国際社会科学研究科教授[2]
- 2003年4月 慶應義塾大学大学院法務研究科教授[2]
- 2008年4月 国際協力機構民法整備支援委員[2]
- 2009年2月 国土交通省社会資本整備審議会臨時委員[2]
- 2010年12月 公認会計士試験試験委員[2]
- 2013年2月 日米不動産協力機構(JARECO)理事[2]
- 2013年4月 日本補償コンサルタント協会補償業務管理士試験委員会委員[2]
- 2015年1月 用地取得総合支援機構顧問[2]
- 2018年4月 国土交通省国土審議会特別委員、日本不動産学会理事[2]
- 2019年2月 法務省法制審議会幹事[2]
- 2020年3月 国土交通省社会資本整備審議会委員[4]
- 2020年4月 東京都収用委員会委員[2]
- 2022年7月 内閣府土地等利用状況審議会委員[5]
著作
[編集]- 『民法の体系―市民法の基礎―』(慶應義塾大学出版会、1997年)
- J.ラズ『法体系の概念(第2版)』(慶應義塾大学出版会、1998年)
- 『叢書民法総合判例研究 詐欺・強迫』(一粒社、2000年)
- 「開発法学と法整備支援の理論化」横浜国際経済法学11巻1号(2002年)
- "Reception of Law and Civil Law Tradition," in:G.Doeker-Mach and K.A.Ziegert (eds.),Law and Legal Culture in Comparative Perspective,Franz Stainer Verlag(2004年)
- 「国際開発援助と『法の支配』」社会科学研究56巻5=6号(2005年)
- 『ケースではじめる民法』(山野目章夫,野澤正充,滝沢昌彦,水野謙と共著)(弘文堂、2005年)
- 『民事責任の法理―円谷峻先生古稀祝賀論文集』(滝沢昌彦,北居功,工藤祐巌,中村肇,住田英穂,本山敦,武川幸嗣と共編著)(成文堂、2015年)
他