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松尾和子 (弁護士)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

松尾 和子(まつお かずこ、1929年10月31日[1] - 2024年4月10日)は、日本の弁護士弁理士。中村合同特許法律事務所に所属した。

人物

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知的財産法に関する実務の第一人者として知られ、日本商標協会の設立、2005年の知的財産弁護士ネットワーク創設に携わる。内閣府知的財産戦略会議メンバー、経済産業省産業構造審議会知的財産政策部会委員など公職も務めた。

森永製菓副社長・取締役、秋田県醗酵工業社長を務めた白川順一の四女[2]。夫は松尾浩也東京大学名誉教授

2024年4月10日、死去[3]。満94歳没。

略歴

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著作

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  • 三淵嘉子執筆者代表『女性法律家』(有斐閣、1983年、再刊2024年、「経済界における公正な競業秩序のために」執筆)
  • 松尾和子=佐藤恵太編『ドメインネーム紛争』(弘文堂、2001年)
  • 満田重昭=松尾和子編『注解意匠法』(青林書院、2010年)

脚注

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  1. ^ a b 『日本弁護士大観』国際聯合通信社、1962年、p.736。
  2. ^ 『人事興信録 第25版 上』人事興信所、1969年、し158頁。
  3. ^ 訃報 松尾 和子先生ご逝去”. 日本商標協会 (2024年4月19日). 2024年6月20日閲覧。

参考文献

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  • 日本弁護士連合会両性の平等に関する委員会編『女性弁護士の歩み―3人から3000人へ』(明石書店、2007年)