松尾光伸
松尾 光伸 | |
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生誕 | 熊本県 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京藝術大学美術学部卒 |
職業 | 彫刻家 |
松尾 光伸(まつお みつのぶ、または、こうしん、1943年 - )は日本の彫刻家、基礎造形研究家、中国中央美術学院教授、中国清華大学美術学院彫塑学科客座教授。熊本県出身。 東京藝術大学美術学部卒。
柳宗理に師事。東京南画廊にて楕円形をモチーフとした作品で第一回個展を開催、作品が文化庁買上げ(東京国立近代美術館収蔵)となる。文化庁芸術家在外研修員、ハーバード大学視覚芸術センター客員芸術家。
来歴
[編集]- 1943年 熊本市に生まれる
- 1962年 熊本県立熊本高等学校卒業
- 1966年 2年間休学して東南アジア、アフリカ、南米を旅行
- 1970年 東京藝術大学美術学部卒業
- 1970年 財団法人柳工業デザイン研究所に勤務し、柳宗理に師事
- 1977年 初めての個展を南画廊(東京)で開催、出展作品が文化庁買上げとなる
- 1978年 第6回神戸須磨離宮公園現代彫刻展、朝日新聞社賞受賞
- 1979年 第1回ヘンリームア大賞展、優秀賞受賞
- 1980年 文化庁芸術家在外研修員、ハーバード大学客員芸術家
- 1984年 三重県菰野町尾高創房村にアトリエ開設
- 1986年 岐阜県奥養老に高さ36メートルの『オーバルタワー』を完成
- 1988年 日本現代陶彫展(土岐市)、大賞受賞
- 1992年 作家活動と平行して三重アートカレッジなどの社会活動に取組む
- 2005年 中国上海第二工業大学へ教授として招聘され、上海を中心に作家活動
- 2008年 北京オリンピック記念彫刻公園へ海外招聘作家20人に選ばれ『フィギャーズ』を設置
- 2009年 中国中央美術学院城市設計学院へ教授として招聘され、中国各地に作品を設置
- 2010年 中国清華大学美術学院彫塑学科へ客座教授として招聘され、学術交流を進める
- 2012年 中国河南省蕪湖市国際彫刻公園に『歴史の輪』を設置
日中両国で、造形教育及び医療福祉に活用可能な『情報造形(INFORMART)』の特許を取得し、
普及事業の実施を開始
- 2015年 中国広州美術学院美術館で個展と講演を実施
- 2016年 中国深圳1618芸術空間で個展を実施
中国清華大学芸術博物館前庭に『歴史の輪』を設置
- 2018年 中国浙江省温州彫塑公園に『展開』を設置
- 2019年 2021年杭州アジアオリンピック会場設置彫刻作家に選出される
オランダで財団法人《Matsuo Form Art 》を設立
中国深圳第二回琵鷺杯公共芸術精鋭展にて『里・外 夜間』を発表
日本基礎造形学会名誉会員に任命される
中国河南省鄭州国際彫塑公園に『繁衍』を設置
主な作品
[編集]- 1978年 『オバロジー』神戸市王子公園
- 1979年 『オバロジーキューブ』美ヶ原高原美術館
- 1981年 『オーバル モデュラー』ハーバード大学視覚芸術センター
- 1986年 『オーバルタワー』岐阜県上石津町広導館聖光御苑
- 1989年 『ときの翔』熊本県津奈木町
- 1990年 『アーク オブ ナガノ』長野市安庭公園
- 1990年 『風の弓』名古屋国際会議場
- 1992年 『オーバル トーラス』八戸ハイテクパーク
- 1994年 『宙のカプスール』/『石舞台』三重県総合文化センター祝祭広場
- 2001年 『協栄』刈谷市ミササガ公園
中国作品
[編集]- 2008年 『親和』上海第二工業大学設計学院
- 2008年 『フィギャーズ』北京オリンピック記念彫刻公園
- 2008年 『品』上海第二工業大学正門前広場
- 2009年 『時光の翼』オルドスアジア芸術祭主題彫刻公園(内モンゴル)
- 2012年 『歴史の輪』蕪湖市景区公園(安徽省)
- 2016年 『歴史の輪』清華大学芸術博物館前庭(北京)
- 2018年 『展開』浙江省温州彫塑公園
- 2019年 『里・外 夜間』深圳第二回琵鷺杯公共芸術精鋭展
『繁衍』鄭州国際彫塑公園(河南省)
社会活動
[編集]- 1973年 シンポジウム人間都市くまもと展プロデュース
- 1995年 三重アートカレッジ(1995-98まで4回開催)主宰
- 1997年 パブリックアートフォーラム全国シンポジウム四日市実行委員長
- 1998年 アジア基礎造形学会中国大会(広州)参加、基礎造形学会会長
福井・滋賀・三重市民活動フォーラムʻ98(三重県)実行委員長
- 1999年 NPO(特定非営利活動)法人福祉芸術文化研究会設立、理事長
ヘルスケアアートフォーラム東海イン四日市実行委員長
横浜市磯子区公会堂緞帳を障害を持つ画家の原画で構成監修
国際バリアフリーアート2000カレンダー発行(2009年迄10回発行)
- 2000年 アジア基礎造形連合学会中部大会(大垣市ソフトピアジャパン) 事務局長
国際バリアフリーアートサミット展(福岡・宮崎・沖縄) 主宰
- 2001年 日本児童・青少年バリアフリーアート英国展(英国グラスゴー市) 主宰
- 2002年 9名の障害者作家と19名のサポーターによる中国山東省ウェファン国際旗あげ大会参加団団長
バリアフリーアート中国交流展(ウェファン市図書館)主宰
みえ健康福祉フェスタ企画プロデュース
- 2003年 国際バリアフリーアート日中交流展(岐阜・名古屋・三重・水俣・熊本)主宰、
水俣国際エコ・バリアフリーカイトフェスタ企画プロデュース
- 2005年 第三回アジア基礎造形学科い連合大会を企画プロデュース
中国美術系教育機関での基礎造形及び抽象造形についての指導、教諭を本格的に実施
- 2006年 中国北京清華大学で実施された第2回科学と芸術展へ、論文《情報造形(INFORMART)の
造形言語と基礎造形への応用》を発表
- 2012年 日中両国で、造形教育及び医療福祉に活用可能な『情報造形(INFORMART)』の特許を取得し、 普及事業の実施を開始
- 2016年 中国深圳1618芸術空間で個展を実施し、フォーラム《現代の抽象造形》を開催
- 2019年 2021年杭州アジアオリンピック会場設置彫刻作家に選出される
オランダで財団法人《Matsuo Form Art 》を設立
日本基礎造形学会名誉会員に任命される