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松塚バイパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

松塚バイパス(まつづかバイパス)は、福島県岩瀬郡鏡石町から須賀川市に至る国道118号バイパス道路である。

概要

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  • 起点 - 岩瀬郡鏡石町蒲之沢
  • 終点 - 須賀川市松塚
  • 延長 - 3.4km
  • 幅員 - 6.5(10.5)m

須賀川市の地域間の連絡強化と、福島空港へのアクセス強化のために2008年度から市町村合併支援道路整備事業として事業化された。起点の蒲之沢で既に整備されていた福島県道67号中野須賀川線と接続し、その先の一里坦交差点にて接続する国道118号バイパス区間(一里坦交差点 - 和田)を介することで須賀川市中心部を通過する国道118号現道を南側に迂回するバイパスルートを成す。釈迦堂川渡河部は既に須賀川市道として供用されていた路線800mを利用している。東北自動車道をアンダーパスする部分では、高速道路上の交通を確保しながら工事を行うためにHEP&JES工法を用い2年7ヶ月の短期間で竣工した。この事例が評価され、平成29年度全建賞を受賞している[1]

沿革

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  • 2008年度 - 事業開始
  • 2011年度 - 工事着手
  • 2012年4月10日 - 東北自動車道アンダーボックス部着工。
  • 2013年12月27日 - 当バイパス区間の国道路線への認定に伴い、当バイパス起点と国道4号・国道118号一里坦交差点の間の福島県道67号中野須賀川線、及び釈迦堂川渡河部の須賀川市道が国道118号に編入される[2]
  • 2014年11月25日 - 東北自動車道アンダーボックス部竣工。
  • 2016年1月12日 - 第1工区1,500mと市道改良部の合計2,300mが暫定供用[3]
  • 2016年11月8日 - 終点側500mが現道分岐部の交差点改良のために供用される[4]
  • 2017年4月25日 - 須賀川市稲から松塚までの第2工区の残りの区間が開通し、全線開通する[5]
  • 2018年3月9日 - 全線開通に伴い須賀川市中心市街地を経由する国道118号現道の一部(須賀川市和田番屋から同市堀底町の福島県道67号中野須賀川線交点までのおよそ4.4km)が福島県道63号古殿須賀川線へ移管される[6]

道路施設

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松塚上橋
須賀川市松塚に位置し、一級水系阿武隈川水系釈迦堂川支流の稲川を渡る。松塚バイパス整備に伴い、市町村合併支援道路整備事業として建設された。総工費は2億9300万円[7]

接続路線

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  • 国道118号水戸方面・福島県道67号中野須賀川線(岩瀬郡鏡石町蒲之沢 起点)
  • 国道118号会津若松方面(須賀川市松塚 終点)

脚注

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