松坂隧道
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松坂隧道(まつさかずいどう)は、徳島県海部郡牟岐町大字内妻にあるトンネル。現場にてコンクリートを打ち込む工法を用いたトンネルとしては国内最古である。
牟岐町から浅川に至る約2里の工事区間にある隧道。 当時の工事期間は、大正3年度より施工に決定し、大正11年4月までの8年間。総工費293,716円。 就中、松坂トンネルは難工事とされ、大正9年起工、大正10年竣工。 工費は全線工事費の3分の1以上、11万円もかかったのである。 延長87m、幅員約6m、高さ5mの当時としては宏大なものである。 東西の入り口には、大津知事の筆になる「松坂隧道」「道通天地」の銘がある。
出典
[編集]- 『牟岐読本』参照ページ13~14頁、牟岐尋常高等小学校発行。