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松井 朝秀(1890年[1] - ?)は、日本の発明家。
奈良県出身[1]。1915年(大正4年)にゴム製造工場を創設して、自転車用のタイヤ、チューブ、ゴムバンドなどを製造した[1]。
1917年(大正6年)12月に日章ゴム工業株式会社を創立してゴム靴製造を開始したが、病のために挫折した[1]。
その後、1919年(大正8年)に大阪市で工業所を独立経営した。製造した製品を「ナニワ特許靴」と称し、国内だけでなく欧米にも輸出された[1]。