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松井慶太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

松井 慶太(まつい けいた、1984年 - )は、日本指揮者[1]東京音楽大学特任講師[2][3]

経歴

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青森県八戸市に生まれる[1]

3歳からピアノ、15歳からオーボエを学ぶ[1]

16歳のときピアニストとしてポーランドクラクフ交響楽団英語版と共演した[1]

青森県立八戸北高等学校から[4]東京音楽大学指揮科に進み、汐澤安彦広上淳一に師事した[1]。また、ピアノは島田玲子宮原節子、オーボエは安原理喜、さらに音楽理論は久田典子の指導を受けた[5]

2006年には、大韓民国で開催されたアジア・フィルハーモニック・オーケストラに参加してチョン・ミョンフンの指導を受けた[1]

2007年に、東京音楽大学指揮科を卒業した[1]。この年、テレビドラマ版『のだめカンタービレ』の出演者への指揮指導にあたり、また「のだめオーケストラ演奏会」で指揮をした[6]

2008年から2014年にかけて、NHK交響楽団の定期演奏会で、合唱指揮を担当した[1]

2009年、第15回東京国際音楽コンクールで入賞し奨励賞を受賞した[1]

2011年東京混声合唱団の「コンダクター・イン・レジデンス」となり[5]2018年までその任にあった[7]

2022年9月、オーケストラ・アンサンブル金沢のコンダクターとなった[3][7]

2023年東京音楽大学作曲指揮専攻(指揮)特任講師となった[3]

松井は、地元である八戸市の中高生で編成されている八戸ジュニア・オーケストラの音楽監督も務めている[8]

指揮した交響楽団

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松井は、海外ではプラハ交響楽団室内オーケストラなど、日本国内では東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団日本フィルハーモニー交響楽団パシフィックフィルハーモニア東京オーケストラ・アンサンブル金沢九州交響楽団京都市交響楽団群馬交響楽団札幌交響楽団セントラル愛知交響楽団仙台フィルハーモニー管弦楽団名古屋フィルハーモニー交響楽団関西フィルハーモニー管弦楽団中部フィルハーモニー交響楽団山形交響楽団シエナ・ウインド・オーケストラ東京吹奏楽団東京室内歌劇場などで指揮をしたことがある[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j 松井 慶太(指揮)ヒラサ・オフィス。2024年9月30日閲覧
  2. ^ 教員紹介東京音楽大学。2024年9月30日閲覧
  3. ^ a b c 指揮者オーケストラ・アンサンブル金沢。2024年9月30日閲覧
  4. ^ 青森県立八戸北高等学校 創立50年記念青森県立八戸北高等学校。2024年10月1日閲覧
  5. ^ a b 松井慶太 指揮名古屋フィルハーモニー交響楽団。2024年10月1日閲覧
  6. ^ オーケストラとあそぼう! (PDF)いわき芸術文化交流館アリオス。2024年10月1日閲覧
  7. ^ a b 指揮者紹介 conductor横手フィルハーモニー管弦楽団。2024年10月1日閲覧
  8. ^ 表現力豊かな奏で、聴衆うっとり 八戸ジュニア・オーケストラ定演」デーリー東北、2024年9月13日。2024年10月1日閲覧

外部リンク

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