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松下千吉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

松下 千吉(まつした せんきち、1929年 - 2004年7月1日)は、イギリス文学者京都大学名誉教授。後、英知大学教授。18世紀 - 19世紀のイギリス・ロマン主義詩人が専門で、特にウィリアム・ワーズワースの研究において数多くの業績を残した。島根県生まれ。

略歴

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  • 1953年 - 島根大学文理学部卒業
  • 1955年 - 京都大学大学院文学研究科修士課程
  • 1958年
    • 京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得後退学
    • 大谷大学助教授(1959年まで)
  • 1959年 - 京都大学講師(1960年まで)
  • 1960年 - 京都大学教養部助教授(1979年まで)
  • 1979年 - 京都大学教養部教授(1992年まで)
  • 1992年

著書

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  • 『ワーズワス考―人(間)・自然・唯一者』(京都修学社 1996年)

共著

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  • 『世界批評大系 (6) 詩論の現在』(筑摩書房 1975年)篠田一士
  • 『サピエンチア 山内邦臣教授追悼記念号 行きて帰る心:Robert Frost の "toward heaven" をめぐって』(英知大学論叢 2002年)
  • 『サピエンチア 山内邦臣教授追悼記念号 菫と詩の風土-香りの含意をめぐる断章:"She dwells among the untrodden ways"』(英知大学論叢 2000年)
  • 『恣意の空間と摂理の空間-2-「序曲」(第一巻)の鳥の巣掠(と)りの少年・覚え書き-1~4-』(英文学評論 1980年)
  • 『歓びの静謐と生動--ワーズワスからクレアへ--'Glee'・「歓び(の歌)」という言葉の復活について-3-』(英文学評論第29集〕(石田賞受賞論文)

訳書

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