東運河
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東運河(ひがしうんが French: "Canal de l'Est")はフランス北東部の運河である。この運河は1874年から1887年にかけて建設され、総延長は394kmある。この運河はムーズ川とモーゼル川を結ぶ北区間とモーゼル川とソーヌ川を結ぶ南区間の2つの区間に分けられる。2003年にこれらの区間は正式にそれぞれムーズ運河、ヴォルジェ運河と改称された。
北区間 (ムーズ運河)
[編集]北区間はアルデンヌ県のジヴェに始まる。その後ムーズ川を遡る形で、ムーゾン, フュメ, ルヴァン, ヌゾンヴィル, シャルルヴィル=メジエール, スダン, ストゥネ, ヴェルダン, サン=ミエル 、コメルシーを経て、トルセでマルヌ・ライン運河と接続する。この区間の延長は272kmである。北区間の大部分はムーズ川を改修して運河にしたものである。
南区間 (ヴォルジェ運河)
[編集]開設当初、南区間の起点はトゥールであり、この街で東運河はマルヌ・ライン運河と分岐していた。その後モーゼル川のヌーヴ=メゾンまでの27kmの区間がより大型の船舶が通れるように改修されたため、東運河のトゥール-ヌーヴ=メゾン間は現在モーゼル川の一部とみなされている。運河はシャルムとタオン=レ=ヴォージュを通ってモーゼル川に沿ってのぼり、エピナルの北にあるゴルベでモーゼル川の谷を離れる。運河はレ・フォルジュを通ってユズマンの近くでコネ川の谷に入る。その後、コネ川に沿って下り、オート=ソーヌ県のコールでソーヌ川と合流する。ここが、南区間の終点である。この区間の延長は123kmである。
緯度・経度
[編集]区間 | コミューン | 緯度・経度 |
---|---|---|
北区間 | ジヴェ | 北緯50度08分20秒 東経4度49分30秒 / 北緯50.1389度 東経4.825度 |
北区間 | トルセ | 北緯48度42分12秒 東経5度42分08秒 / 北緯48.7033度 東経5.7022度 |
南区間 | トゥール | 北緯48度40分30秒 東経5度53分30秒 / 北緯48.675度 東経5.8917度 |
南区間 | ヌーヴ=メゾン | 北緯48度37分01秒 東経6度06分16秒 / 北緯48.6169度 東経6.1044度 |
南区間 | ユズマン | 北緯48度05分11秒 東経6度20分44秒 / 北緯48.0864度 東経6.3456度 |
南区間 | コール | 北緯47度54分44秒 東経5度59分41秒 / 北緯47.912145度 東経5.994827度 |