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東運河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東運河(ひがしうんが French: "Canal de l'Est")はフランス北東部の運河である。この運河は1874年から1887年にかけて建設され、総延長は394kmある。この運河はムーズ川モーゼル川を結ぶ北区間とモーゼル川とソーヌ川を結ぶ南区間の2つの区間に分けられる。2003年にこれらの区間は正式にそれぞれムーズ運河ヴォルジェ運河と改称された。

北区間 (ムーズ運河)

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ムーズ運河(ムーゾン)

北区間はアルデンヌ県ジヴェに始まる。その後ムーズ川を遡る形で、ムーゾン, フュメ, ルヴァン, ヌゾンヴィル, シャルルヴィル=メジエール, スダン, ストゥネ, ヴェルダン, サン=ミエル 、コメルシーを経て、トルセでマルヌ・ライン運河と接続する。この区間の延長は272kmである。北区間の大部分はムーズ川を改修して運河にしたものである。

南区間 (ヴォルジェ運河)

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ヴォルジェ運河(ゴルベ)

開設当初、南区間の起点はトゥールであり、この街で東運河はマルヌ・ライン運河と分岐していた。その後モーゼル川のヌーヴ=メゾンまでの27kmの区間がより大型の船舶が通れるように改修されたため、東運河のトゥール-ヌーヴ=メゾン間は現在モーゼル川の一部とみなされている。運河はシャルムとタオン=レ=ヴォージュを通ってモーゼル川に沿ってのぼり、エピナルの北にあるゴルベでモーゼル川の谷を離れる。運河はレ・フォルジュを通ってユズマンの近くでコネ川の谷に入る。その後、コネ川に沿って下り、オート=ソーヌ県のコールでソーヌ川と合流する。ここが、南区間の終点である。この区間の延長は123kmである。

緯度・経度

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
区間 コミューン 緯度・経度
北区間 ジヴェ 北緯50度08分20秒 東経4度49分30秒 / 北緯50.1389度 東経4.825度 / 50.1389; 4.825 (ジヴェ)
北区間 トルセ 北緯48度42分12秒 東経5度42分08秒 / 北緯48.7033度 東経5.7022度 / 48.7033; 5.7022 (トルセ)
南区間 トゥール 北緯48度40分30秒 東経5度53分30秒 / 北緯48.675度 東経5.8917度 / 48.675; 5.8917 (トゥール)
南区間 ヌーヴ=メゾン 北緯48度37分01秒 東経6度06分16秒 / 北緯48.6169度 東経6.1044度 / 48.6169; 6.1044 (ヌーヴ=メゾン)
南区間 ユズマン 北緯48度05分11秒 東経6度20分44秒 / 北緯48.0864度 東経6.3456度 / 48.0864; 6.3456 (ユズマン)
南区間 コール 北緯47度54分44秒 東経5度59分41秒 / 北緯47.912145度 東経5.994827度 / 47.912145; 5.994827 (コール)

関連項目

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外部リンク

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