東洋造船鉄工
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒808-0074 福岡県北九州市若松区藤ノ木3-7-8 |
設立 | 1966年 |
業種 | 輸送用機器 |
法人番号 | 1290801012305 |
事業内容 |
船舶の建造・修繕及び付帯工事 鋼構造物工事業 環境事業 |
代表者 |
代表取締役会長 古田彌佐夫 代表取締役社長 古田浩 |
資本金 | 3,500万円 |
従業員数 | 64名 |
外部リンク | https://toyozosen.co.jp/ |
東洋造船鉄工株式会社(とうようぞうせんてっこう)は、福岡県北九州市若松区に本社・造船所を置く造船・船舶修繕事業者である。
概要
[編集]1919年(大正8年)に、創業者が当時の戸畑市で開業した造船所に起源を有する[1]。当初は若松港で使用される木造石炭艀の建造を手掛け、後に鋼製漁船主体となり、1990年代頃からは各種作業船の建造を行うようになった[1]。
現有施設は、1995年(平成7年)に拡張工事を完了し、一貫生産体制を整えた[2]。作業船・特殊作業船を中心とした700総トン以下の各種小型鋼船の建造及び、750総トン以下の内航船・漁船・官公庁船等の各種船舶の修繕を行っている[3][4][5]。北九州市営若戸渡船の旅客船くき丸の建造実績もある[3]。
海外では、中国大連市に現地事務所を設置しており、船殻建造等を行っている[1][6]。
主要設備
[編集]- 新造船台:長さ90m×幅25m 建造能力700GT[7]
- 上架船台[7]
- 船台番号1:上架能力500GT
- 船台番号2:上架能力700GT
- 船台番号3:上架能力750GT
- 船台番号4:上架能力500GT
- クレーン[7]
- ジブクレーン:30-5t 3基
- 橋型クレーン:15t 2基
- 鋼製浮桟橋[7]
- 長さ25m×幅8m×水深5m 係留能力699GT 1基
- 長さ15m×幅5m×水深4.5m 係留能力699GT 1基
- 作業船:120ps 1隻[7]
沿革
[編集]- 1919年(大正8年) - 創業者古田冨蔵が福岡県戸畑市にて造船業を開業[2]。
- 1935年(昭和10年) - 若松市に移転する[2]。
- 1940年(昭和15年) - 戦時統制により企業統合が推進され、(株)共同造船所を設立[2]。
- 1944年(昭和19年) - 戦時統制のため日鉄八幡港運会社に接収される[2]。
- 1948年(昭和23年) - 現在地において造船業を再開する[2]。
- 1954年(昭和29年) - 合資会社古田造船所を設立[2]。
- 1966年(昭和41年) - 東洋造船鉄工株式会社に改組[2]。
- 1983年(昭和58年) - 拡張のため隣接地を買収[2][5]。
- 1989年(平成元年) - 新造船ブロック製作ヤード完成[2]。
- 1995年(平成7年) - 新造船台の延長、40tクレーン設置、構内レイアウト一新等の改良工事が完成し、一貫生産体制を整える[2]。
- 2005年(平成17年) - 建設業許可を取得[2]。
- 2011年(平成23年) - 中国大連市に現地事務所を設立[2]。
脚注
[編集]- ^ a b c 東洋造船鉄工株式会社公式サイト掲載「ごあいさつ」(2023年5月16日閲覧)
- ^ a b c d e f g h i j k l m 東洋造船鉄工株式会社公式サイト掲載「沿革」(2023年5月16日閲覧)
- ^ a b 東洋造船鉄工株式会社公式サイト掲載「造船事業」(2023年5月16日閲覧)
- ^ 公益財団法人福岡県中小企業振興センター 『フクオカビジネスマッチングサイト』-「東洋造船鉄工株式会社」(2021年8月29日閲覧)
- ^ a b 『海運・造船会社要覧2018』 日刊海事通信社、2017年、pp.664-665
- ^ 東洋造船鉄工株式会社公式サイト掲載「海外事業」(2023年5月16日閲覧)
- ^ a b c d e 東洋造船鉄工株式会社公式サイト掲載「設備」(2023年5月16日閲覧)