東栄二
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東 栄二(ひがし えいじ、1894年(明治27年)7月5日[1] - 1947年(昭和22年)1月9日[2])は、日本の商工官僚。実業家。
経歴
[編集]鹿児島県出身。1920年(大正9年)、東京帝国大学経済学部を卒業し、同年に高等試験に合格した。農商務属、農商務省統計官、農商務事務官、商工省統計官、商工事務官、特許局事務官・登録課長、商工書記官・通報課長、臨時産業合理局事務官・大臣大臣官房会計課長、東京鉱山監督局長、商工省商務局長、同鉱山局長を歴任[2][3]。1937年(昭和12年)、企画院産業部長となり、さらに商工省工務局長・臨時物資調整局事務官、同総務局長・機械試験所長事務取扱、燃料局長官を歴任した[3][4]。
退官後、日本貿易振興株式会社社長を務めた[2]。
著書
[編集]- 『戦時経済と燃料国策』(産業経済学会、1941年)
脚注
[編集]- ^ 帝国大学出身名鑑 1932.
- ^ a b c 戦前期日本官僚制の制度・組織・人事 1981.
- ^ a b 日本官界名鑑 1938.
- ^ 日本官界名鑑 1940.
参考文献
[編集]- 校友調査会編『帝国大学出身名鑑』校友調査会、1932年。
- 日本官界情報社編『日本官界名鑑 昭和十四年版』日本官界情報社、1938年。
- 日本官界情報社編『日本官界名鑑 昭和十五年版』日本官界情報社、1940年。
- 戦前期官僚制研究会編『戦前期日本官僚制の制度・組織・人事』東京大学出版会、1981年。