東弘寺 (常総市)
表示
東弘寺 | |
---|---|
所在地 | 茨城県常総市大房93 |
位置 | 北緯36度06分18.9秒 東経139度58分16.0秒 / 北緯36.105250度 東経139.971111度座標: 北緯36度06分18.9秒 東経139度58分16.0秒 / 北緯36.105250度 東経139.971111度 |
山号 | 高柳山 |
院号 | 信順院 |
宗派 | 真宗大谷派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 建長2年(1250年) |
開基 | 善性 |
文化財 | 木造薬師如来坐像(常総市指定文化財) |
東弘寺(とうこうじ)は、茨城県常総市にある真宗大谷派の寺院。
歴史
[編集]1250年(建長2年)、善性の開基である。善性は後鳥羽天皇の皇子で、当初は天台宗僧侶「周観」であった。周観は諸国巡錫の旅に出ていたが、ある日、常陸国真壁郡(現・同県下妻市小島)にいた浄土真宗宗祖親鸞のもとを訪れ、法話を聴き、親鸞に弟子入りして「善性」に名を改めた。そして善性は拠点となる寺「東弘庵処」を設けた。これが当寺の起源である[1]。 [2]。
天正年間(1573年 - 1592年)、これまで当寺は現在の同市蔵持に位置していたが、この時に現在地に移転した。現在地の地名が「大房」なのは当寺に由来し、寺運興隆していたさまを伺い知ることができる[2]。
文化財
[編集]- 木造薬師如来坐像(常総市指定文化財 平成13年12月1日指定)[3]
交通アクセス
[編集]- 南石下駅より徒歩7分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年