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東北重機工事

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東北重機工事株式会社
TOUHOKU HEAVY CONSTRUCTION CO.,LTD
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
985-0003
宮城県塩竃市北浜4丁目14-60[1]
設立 1987年8月28日[1]
業種 輸送用機器
法人番号 7370601000578 ウィキデータを編集
事業内容 船舶の造修・改造
海洋構造物の製作・修理
産業用諸機械・鋼構造物の設計・製作・据付
代表者 代表取締役社長 千葉浩介
資本金 2,000万円
従業員数 49名
外部リンク https://www.tjkk.jp/
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東北ドック鉄工と東北重機工事の工場(2015年)。画面左端の2基のクレーンの間に東北重機工事の組立工場がある。

東北重機工事株式会社(とうほくじゅうきこうじ)は、宮城県塩竃市に本社・工場を置く造船・建設事業者である。

概要

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1987年昭和62年)に廃業・解散した東北造船株式会社の新造船事業を承継し、同年8月に設立された[2]

引き継いだ船殻ブロック組立工場等は、元々同一の造船所だった東北ドック鉄工(東北造船の修繕船・鉄構部門を承継)のドック・船台に隣接している。新造船事業の内容は、主に他造船所向けの船殻ブロックの製作や、各種小型船の建造である[3][4][5][6]。東北ドック鉄工が行う船舶修繕・改造事業の一部を担当することもある[3]

各種建物や橋梁、海洋構造物などの建設事業も幅広く手掛けている[7]

主要設備

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東北重機工事株式会社公式サイト掲載「船舶事業部」より(2021年6月29日閲覧)

  • 組立工場(B定盤)
  • 組立工場(西定盤)
  • クレーン:60t・30t塔型、20t・4.5t橋形、4.5t・1.0tカンチレバー型

新造船については、組立工場でほぼ完成させてクレーンによる進水を行う[8]ほか、隣接する東北ドック鉄工の2号ドックを使用してドック進水を行う場合もある[9]。また、船殻ブロックの積み出しの際も、東北ドック鉄工のドックエリアを通してクレーン作業を行う[10]

沿革

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  • 1987年昭和62年)
    • 8月 - 設立[2]
    • 9月 - 東北造船株式会社の新造船事業を承継し、開業[2]
  • 1993年平成5年) - 建設業許可を取得し、建設事業に進出[2]
  • 2010年(平成22年) - 仙台営業所を設置[2]
  • 2018年(平成30年) - 関連会社として太平洋電気株式会社(電気・通信事業)を設立[2]

関連会社

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  • 太平洋電気株式会社

脚注

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  1. ^ a b 『海運・造船会社要覧2018』 日刊海事通信社、2017年、p716.
  2. ^ a b c d e f 東北重機工事株式会社公式サイト掲載「企業案内 - 沿革」(2021年6月29日閲覧)
  3. ^ a b 東北重機工事株式会社公式サイト掲載「船舶事業部」(2021年6月29日閲覧)
  4. ^ 株式会社アイ・エス・ビー公式サイト掲載「令和2年度 新造船の起工・進水・竣工状況」(2021年6月29日閲覧)
  5. ^ 株式会社アイ・エス・ビー公式サイト掲載「令和3年度 新造船の起工・進水・竣工状況」(2023年8月16日閲覧)
  6. ^ 沖電気工業株式会社公式サイト掲載「OKI、計測船『ひびき』の進水式を挙行、地元小学生も進水式を見学」(2021年7月7日閲覧)
  7. ^ 東北重機工事株式会社公式サイト掲載「建設事業部」(2021年6月29日閲覧)
  8. ^ 東北重機工事株式会社公式サイト掲載「静岡県発注海上清掃船ともえ丸出港しました。(河北新報掲載)2020年3月25日」(2021年7月12日閲覧)
  9. ^ 東北重機工事株式会社公式サイト掲載「新造船進水式に杉の入小6年生が見学に来てくれました。(東北福祉大学生が見学をサポート)」(2021年7月12日閲覧)
  10. ^ 東北重機工事株式会社公式サイトトップページ(2021年7月12日閲覧)

外部リンク

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