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東光丸 (漁業取締船・3代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東光丸 (3代)
東京港に接岸中の本船(2009年5月3日)
基本情報
船種 漁業取締船
船籍 日本の旗 日本
所有者 水産庁
運用者 水産庁
建造所 住友重機械工業
航行区域 国際航海
船級 第三種漁船
信号符字 JHEL
IMO番号 9138484
MMSI番号 431856000
経歴
起工 1995年
進水 1996年1月18日
竣工 1996年5月30日
就航 1996年
現況 就航中
要目
総トン数 2,071トン(国内)
2,451トン(国際)
全長 86.90 m
14.00 m
機関方式 ディーゼル
主機関 1基
出力 8,000 PS
搭載人員 45名
その他 漁船登録番号:TK1-1328
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東光丸(とうこうまる)は、水産庁が運用している漁業取締船。本項目では1996年に就航した3代目を取り扱う。

概要

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1971年就航で老朽化した東光丸 (2代)の代船として、住友重機械工業で建造され、1996年に就航した。 船名の揮毫は当時の農林水産大臣であった大原一三によるものである。照洋丸の転用までは、水産庁所属の漁業取締船で最大であった。

2代目同様、遠洋海域での国際漁業に従事する漁船の指導取締を主な任務とするが、近年の海洋資源管理の国際的な強化により、取締対象海域が北洋海域からインド洋、大西洋海域など広範囲に拡大、特に海況の厳しい高緯度海域で取締の強化が必要とされており、従来より広く海況の厳しい海域で指導取締活動を行うため、新造船は大型化、高速化が求められた。そのため、前船と比較して総トン数が約500トン増加した。北洋での行動を考慮して日本海事協会基準に準じた耐氷構造(ID級)となっており、荒天下の航海を想定して、船体海水の打ち込み防止を図った船首および船尾構造を採用、良好な耐航性、復元性、凌波性を有する。

脚注

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外部リンク

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