東京六大学混声合唱連盟
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東京六大学混声合唱連盟(とうきょうろくだいがくこんせいがっしょうれんめい)とは、東京を所在地とする6つの大学の混声合唱団で構成される連盟。1959年6月1日に発足。連盟内での通称は「六連(ろくれん)」だが、男声合唱の「東京六大学合唱連盟」と区別するために「混声六連」「混六(こんろく)」と呼ばれることもある。毎年5月に加盟団体合同による定期演奏会を開催しており、2018年までに60回開催されている。
加盟団体
[編集]運営
[編集]運営機関として4つの機関がある。
- 事務局
- 連盟規約による執行機関である。各団が推薦し代表委員会で承認された役員6名とサブ役員6名で構成される。理事長、マネージャー、書記、会計、ステージ担当、庶務が6役として役員を構成し、各大学1名ずつ推薦されるサブ役員はサブマネージャーという位置づけで次年度の役員候補として携わる。本連盟の中核として主な運営をすべて取りしきる。
- 代表委員会
- 連盟規約による最高議決機関である。各団より選出された2名の代表委員(総勢12名)から構成される。代表委員は男女比半々と決められている。各団の代表として事務局の運営に対しての承認権限などを有する。月1回程度の頻度で開会され連盟と各団のパイプ役である。
- 技術委員会
- 連盟規約による技術機関である。各団の学生指揮者らで構成される。主に連盟合同の演奏会での合同曲に関する会議を行う。演奏会における六団合同ステージの指揮者の選出などを行う。
- 編集局
- 連盟規約による発行機関である。上級生の編集局長1名、これとは別に各団より選出された2名の編集局員によって構成される。連盟合同の演奏会でのパンフレットの作成や年刊発行の「六連の友」などを発行する。
委嘱・初演作品
[編集]委嘱初演作品
[編集]- 山田一雄 - 歌えわれら(第5回定期演奏会・1963年)
- 柴田南雄 - 宇宙について(第21回定期演奏会・1979年)
- 平吉毅州 - 薄明の時から(第23回定期演奏会・1981年)
- 柴田南雄 - 人間と死(第27回定期演奏会・1985年)
- 新実徳英 - 祈りの虹(混声二重合唱版)(第28回定期演奏会・1986年)
- 萩原英彦 - 詩篇104(第30回定期演奏会・1988年)
- 池辺晋一郎 - 宛名のない手紙(第35回定期演奏会・1993年)
- 名田綾子 - 手から、手へ(第59回定期演奏会・2017年)
初演作品
[編集]- カール・オルフ - 哀悼歌と酒宴歌(日本初演、第6回定期演奏会・1964年)
- イーゴリ・ストラヴィンスキー - バレエ音楽「結婚」(日本アマチュア初演、第22回定期演奏会・1980年 )
参考文献
[編集]- 早混稲門会団史出版委員会編『久遠のハーモニー 早稲田大学混声合唱団の半世紀』早混稲門会、2002年
外部リンク
[編集]- 東京六大学混声合唱連盟(混声六連) (@konseirokuren) - X(旧Twitter)