東京ザヴィヌルバッハ
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東京ザヴィヌルバッハ | |
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別名 | Tokyo Zawinul Bach、TZB |
ジャンル | ジャズ、即興音楽 |
活動期間 | 1999年 - |
レーベル |
ewe records(2002年 - 2008年) Airplane Label(2013年) Apollo Sounds(2014年 -) |
メンバー |
坪口昌恭(k,prog,syn) 菊地成孔(a&tsax) |
旧メンバー | 五十嵐一生(tp) |
東京ザヴィヌルバッハ(とうきょうザヴィヌルバッハ)は、日本のエレクトロ・ジャズユニット。1999年1月結成。ユニット名のうち“ザヴィヌル”はジョー・ザヴィヌルに、“バッハ”はウェンディ・カルロスのアルバム『スイッチト・オン・バッハ』に由来する[1]。
音楽性
[編集]それまで現代音楽の分野で使われていた自動変奏シーケンスソフト“M”にリズム隊を担当させ、微妙なランダム性やサンプリング感のあるグルーヴを表現。リアルタイムにパートをON/OFFしたり曲の構成を作り出せるだけでなく、“M”による多重力とも言える不定形ビートにより、機械と人間ががっぷり四つに組んだイメージを浮き立たせ、ジャズの近未来のスタイルを志向している。
2014年にはコンセプトを一新し、完全な人力演奏によるライブ盤を「東京ザヴィヌルバッハ・スペシャル」の別名義から発表した。
メンバー
[編集]- 坪口昌恭(つぼぐち まさやす) - キーボード・プログラミング・シンセサイザー(リーダー、コンポーザー)
- 菊地成孔(きくち なるよし) - アルト・テナーサックス、CDJ(アドバイザー、プロデューサー)
※2012年作『AFRODITA』以降のアルバムに菊地成孔は参加していない。
東京ザヴィヌルバッハ・スペシャル
[編集]『AFRODITA』発売記念ライブでのサポートメンバーを基に編成された[2]。
- 坪口昌恭
- 織原良次(おりはら りょうじ) - フレットレス・ベース
- 石若駿(いしわか しゅん) - ドラムス
- 類家心平(るいけ しんぺい) - トランペット
- 宮嶋洋輔(みやじま ようすけ) - エレクトリック・ギター
元メンバー
[編集]- 五十嵐一生(いがらし いっせい) - トランペット、2001年脱退。
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]- ライブ・イン・東京(自主制作盤、2001年2月)廃盤
- Half Moon
- Bitter Smiles
- Rocket X
- Neuron
- 12 Special Poison
- Circle in the Round
- Hamlet on the Highway(自主制作盤、2001年6月)
- OVAture
- 12 Special Poison
- Craftlogy
- Hamlet on the Highway
- Bird Conduct
- New Neuron
- Cool Cluster(ewe、2002年4月21日)
- Poly Gravity
- Jackson Pollock Program
- Rain of Zero Gravity
- Walking Smartman
- The Age of Cyber Funk
- Bird Conduct2
- Procession
- Vogue Africa(ewe、2003年3月21日)※ドラマーのオラシオ・エルナンデスが参加
- RAKIKINDU
- MUDUNWALI
- ANGA
- WAGANGA DMB
- SONIC VOO-DOO UNION
- GONDWANA LINE
- JUKUN'S ROBOT-DISCO
- a8v(on the Earth)(ewe、2004年8月10日)
- HORIZONING
- WATCH
- BirdConduct 4
- INDUSTRIAL
- RITUAL
- ALIENS 8 VIEWS
- BirdConduct 3
- HOUSE
- Vogue Africa "Naked"(ewe、2006年1月20日)
- “Naked”session #1
- “Naked”session #2
- SWEET METALLIC(ewe、2008年4月2日)
- Mint Palladium
- Peach Platinium
- Orange Iridium
- Lychee Osmium
- Grape Ruthenium
- Cacao Argentum
- Predator
- Ask Me Now (Bird Conduct 5)
- Shout
- AFRODITA(2012年10月17日)
- Nostalgica
- Nomadic
- Sagittarius
- Conundrums
- Tribal Junction
- Missing-link
- Rain Of Zero Nuclear
- Pastel Yogrut
- 8:30
- Change Gravity(2014年4月9日)※東京ザヴィヌルバッハ・スペシャル名義
- Tribal Junction
- Nostalgica
- Sagittarius
- Betty Go Round
- Shout
- Switchover Gravity(2014年10月15日)※東京ザヴィヌルバッハ・スペシャル名義
- Pastel Yogurt
- The Age Of Cyber Funk
- Walking Smartman
- Cacao Argentum
- Gondowana Line
- 20th ANNIVERSARY LIVE(2020年07月08日)※Tokyo Zawinul Bach・Reunion名義
- TZ-1 Choral
- 12 Special Poison
- Poly Gravity
- Bitter Smiles
- New Neuron
- Drive Inn High
脚注
[編集]- ^ “坪口昌恭(東京ザヴィヌルバッハ) インタビュー - JJazz.Net blog”. 2019年8月2日閲覧。
- ^ “東京ザヴィヌルバッハ、全編人力演奏によるスペシャル盤 - 音楽ナタリー”. 2019年8月2日閲覧。