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東ソー・ゼオラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東ソー > 東ソー・ゼオラム
東ソー・ゼオラム株式会社
TOSOH ZEOLUM CO.,LTD
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
931-8371
富山県富山市岩瀬古志町2
設立 2001年6月
業種 化学
事業内容 吸着・脱水用途向け合成ゼオライトの製造[1]
代表者 原田 敦(代表取締役社長)[2]
資本金 5,000万円[3]
純利益 9,246万1,000円
(2023年3月期)[2]
総資産 20億4,190万円
(2023年3月期)[2]
主要株主 東ソー(100%)[3]
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東ソー・ゼオラム株式会社(とうそーゼオラム、: TOSOH ZEOLUM CO.,LTD)は、富山県富山市に本社を置く化学メーカー。東ソーの完全子会社で、吸着・脱水用途向けの合成ゼオライトモレキュラーシーブなどの製造を行う。前身は鐵興社の富山工場であり、同社が1969年に始めたゼオライト製造事業がルーツとなっている。

主な製品

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  • ローシリカゼオライト (ゼオラム®)[4]モレキュラーシーブの一種。気体の吸着分離・精製、溶剤や電池用電解液の脱水、精製・医薬品や精密機器の乾燥等の用途。粉末・成形体双方の製造・販売。
  • ハイシリカゼオライト (HSZ®) 成形品:Al含有量が少ない合成ゼオライト。酸性ガスなどの脱水・精製、石油化学触媒、VOC(揮発性有機化合物)の濃縮・回収等の用途。なお、粉末状のハイシリカゼオライトは親会社の東ソーにて製造・販売[5]

沿革

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  • 1925年 (大正14年) 3月 - 鐵興社創業。[6]
  • 1953年 (昭和28年) 4月 - 鐵興社富山工場操業開始。金属ソーダ・青化ソーダを製造。[7]
  • 1969年 (昭和44年) 7月 - 鐵興社富山工場でゼオラム®の製造を開始。[8]
  • 1975年(昭和50年) 4月 - 東洋曹達工業 (現東ソー) が鐵興社を吸収合併。[9]
  • 1999年 (平成11年)   - 酸素PSA用リチウム含有LSX吸着剤 (ゼオラムNSA) の事業化。[10]
  • 2001年 (平成13年) 6月 - モレキュラーシーブ事業を東ソー・ゼオラムとして分社化。[1]
  • 2013年 (平成25年)   - ハイシリカゼオライト (HSZ®) 成形品の事業化。[1]
  • 2023年 (令和5年) 2月 - 富山事務所建屋を新設・リニューアル。[1]

事業所

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出典・脚注

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