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来見寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
来見寺
来見寺の入口
所在地 茨城県北相馬郡利根町布川2956
位置 北緯35度51分23.0秒 東経140度08分38.9秒 / 北緯35.856389度 東経140.144139度 / 35.856389; 140.144139座標: 北緯35度51分23.0秒 東経140度08分38.9秒 / 北緯35.856389度 東経140.144139度 / 35.856389; 140.144139
宗派 曹洞宗
創建年 永禄3年(1560年
開基 豊島頼継
文化財 赤門(利根町指定文化財)
法人番号 7050005007806 ウィキデータを編集
来見寺の位置(茨城県内)
来見寺
来見寺
来見寺 (茨城県)
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来見寺(らいけんじ)は、茨城県北相馬郡利根町にある曹洞宗寺院

歴史

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来見寺の本堂

1560年永禄3年)、布川城城主だった豊島頼継の開基である。元々は開基の頼継に因み「頼継寺(らいけいじ)」と称していたが、徳川家康の来訪を機に「家康公がた寺」ということから「来見寺」に改称した[1]

家康は鹿島神宮参詣の途中に立ち寄ったもので、その際に当寺のを気に入ったことから、家康に献上されている。返礼として江戸城に植わっていたの木が贈られており、「松替えの梅」として現存している[2]

家康ゆかりの寺ということから、門を赤くすることが許されている[1]

墓地には、開基の豊島頼継や江戸時代の地理学者である赤松宗旦の墓がある[2]

文化財

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赤門
  • 赤門(利根町指定文化財 昭和52年7月24日指定)[3]
    来見寺の中でも最も古い建造物で、宝暦五年(1755年)に再建された[4]。徳川家康ゆかりの寺ということから、特別に赤色に塗ることを許されたもので、ふつうは通ることも遠慮したものだと言われている[4]扁額は明僧の心越の書である[4]。赤門に向かって右側には小林一茶の句碑が建っており、「赤門や おめずおくせず 時鳥ほととぎす」と刻まれている[4]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 来見寺利根町
  2. ^ a b 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年、112p
  3. ^ 史跡・文化財(国・県および町指定文化財)利根町
  4. ^ a b c d “赤門”(案内板)、利根町教育委員会、来見寺参道入口。

参考文献

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  • 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年

外部リンク

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