コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

村田潔 (情報倫理学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

村田 潔(むらた きよし、1957年12月15日 - )は日本の情報倫理学者・経営情報学者。

専攻は情報倫理、経営情報学、情報品質など。経営学と情報倫理を融合した組織情報倫理学を提唱している[1]ETHICOMPをはじめとする情報倫理関連の国際会議で運営委員、プログラム委員を数多く務めている。Journal of Information, Communication and Ethics in SocietyならびにEuropean Journal of Management and Business Economics編集委員[2][3]

明治大学商学部教授(1997年 - )、明治大学ビジネス情報倫理研究所長(2006年 - )、英国 De Montfort University, Centre for Computing and Social Responsibility (CCSR) 国際リサーチアソシエイト(2005年 - )、香港 Computer Ethics Society 顧問(2012年 - )、元日本情報経営学会会長(2016年 - 2020年)。

略歴

[編集]
  • 1980年 3月 - 筑波大学 第一学群社会学類 卒業
  • 1987年 3月 - 筑波大学 大学院社会科学研究科経済学専攻博士課程 退学
  • 1987年 4月 - 北海道女子短期大学経営情報学科 専任講師
  • 1990年 4月 - 駿河台大学経済学部 助教授
  • 1995年 4月 - 明治大学商学部 助教授
  • 1997年 4月 - 明治大学商学部 教授
  • 2003年 4月 ~ 2005年 3月 - De Montfort University(英国 Leicester市)客員教授
  • 2005年 4月 - Centre for Computing and Social Responsibility, De Montfort University(英国 Leicester市)国際リサーチアソシエイト
  • 2016年 5月 ~ 2020年4月 - 日本情報経営学会 会長

著書

[編集]
  • 遠山曉、村田潔、古賀広志『現代経営情報論』、有斐閣、2021年.
  • 村田潔、折戸洋子(編)『情報倫理入門―ICT社会におけるウェルビーイングの探求』、ミネルヴァ書房、2021年.
  • Lennerfors, T. T. and Murata, K. (eds.), Tetsugaku Companion to Japanese Ethics and Technology, Springer, 2019.
  • 遠山曉、村田潔、岸眞理子『経営情報論〔新版補訂〕』、有斐閣、2015年.
  • 山下洋史、村田潔(編)『スマート・シンクロナイゼーション:eビジネスとSCMによる二重の情報共有』、同文舘、2006年.
  • 岩内亮一、高橋正泰、村田潔、青木克生『ポストモダン組織論』、同文舘、2005年.
  • 村田潔(編)『情報倫理:インターネット時代の人と組織』、有斐閣、2004年.
  • 山下洋史、諸上茂登、村田潔(編)『グローバルSCM:サプライチェーン・マネジメントの新しい潮流』、有斐閣、2003年.
  • 内野明、小沢行正、村田潔(編)『ビジネスチェンジ ― 情報技術が変える仕事・組織・人 ―』、同文舘、1999年.
  • 村田潔(編)『ロジスティクス型情報システム』、日科技連出版社、1996年.

論文

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 明治大学ビジネス情報倫理研究所 | トップページ”. www.kisc.meiji.ac.jp. 2018年12月20日閲覧。
  2. ^ Emerald | Journal of Information, Communication and Ethics in Society editorial team”. emeraldgrouppublishing.com. 2018年12月20日閲覧。
  3. ^ European Journal of Management and Business Economics | Emerald Publishing” (英語). www.emeraldgrouppublishing.com. 2021年5月4日閲覧。

関連ウェブサイト

[編集]
先代
太田雅晴
日本情報経営学会会長
2016年 - 2020年
次代
上田泰