村山士郎
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村山 士郎(むらやま しろう、1944年6月11日[1] - )は、日本の教育学者。専門は教育社会学。大東文化大学名誉教授[2]。
来歴
[編集]山形県東根市出身。1977年東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学[3]。1983年「ロシア革命と教育革命」で東京大学より教育学博士の学位を取得[3]。大東文化大学助教授、教授。2015年退任。日本作文の会常任委員会副委員長[3]。教育科学研究会常任委員[3]。
著書
[編集]- ロシア革命と教育改革 (労働旬報社、1980年5月)
- 現代の教育実践と教師 (民衆社、1984年1月)
- 子どもへのねがいと教育参加 (駒草出版、1984年1月)
- 生活綴方実践論(青木書店、1985年)
- 子どもの喜びと学校づくり(新日本出版社、1988年)
- 素顔を見せない子どもたち 閉ざされた世界をどうひらくか(大月書店、1988年)
- 豊かさ時代の子どもと学校(新生出版、1991年)
- われら新米教師(新生出版、1993年)
- 閉ざされた感情の奥にある 子どもの心の叫びを聞け(学陽書房、1994年)
- いじめの世界が見えてきた(大月書店、1996年)
- フツーの顔をしたあぶない子どもたち(桐書房、1997年)
- 私の学童保育論(桐書房、1998年)
- ソビエト型教育の形成と学校コミューン(大月書店、1999年)
- 子どもの攻撃性にひそむメッセージ (柏書房、1999年)
- なぜ「よい子」が暴発するか(大月書店、2000年)
- 希望としての学力 豊かなことばと表現が学力の土台(桐書房、2003年)
- 事件に走った少女たち(新日本出版社、2005年)
- 現代の子どもと生活綴方実践(新読書社、2007年)
- 豊かなことば育ちが心と学力の基礎(本の泉社、2009年)
共編著
[編集]- 生活綴方実践の創造 (編著、民衆社、1981年8月)
- 中学生いじめ自殺事件 青森県・野辺地中学校のケースを追う(佐貫浩・久冨善之共著、労働旬報社、1986年)
- ペレストロイカと教育 (所伸一共編、大月書店、1991年8月)
- ムカつく子ども・荒れる学校 いま、どう立ち向かうか (編著、桐書房、1998年5月)
- いじめ自殺 6つの事件と子ども・学校のいま (教育科学研究会・久冨善之共編、国土社、1999年8月)
- 衰退する子どもの人間力 「学級崩壊」にどう対応するか (石田一宏共著、大月書店、2000年4月)
- 子どもと読みたい100の児童詩 (編著、大月書店、2003年5月)
- 失敗だらけの新人教師 (氏岡真弓共編著、大月書店、2005年5月)
- 明日の授業に使える小学校国語 (西條昭男共編、大月書店、2007年2月)
- いじめ自殺子どもたちの叫び (石元巌・高田公子共編著、大月書店、2007年4月)
- 聞いてよ!こころのつぶやきと叫び 続・子どもと読みたい100の児童詩 (編著、本の泉社、2009年7月)
- いじめのきもち(編著、童心社、2013年5月)
翻訳
[編集]- 人生のはじめ マルシャーク自伝 (北畑静子共訳、1968年、理論社のジュニア・ライブラリー)
- 発達と教育 (ゲ・エス・コスチューク 共訳、明治図書出版、1982年10月、海外名著選)
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.347
- ^ “「鉛筆は銃」「問題とくことで戦う」 銃後の子、作文につづった思い:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2021年11月9日). 2022年8月26日閲覧。
- ^ a b c d “子どもの本著者詳細|村山士郎”. www.shinnihon-net.co.jp. 新日本出版社. 2022年8月26日閲覧。