村上義弘 (武将)
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村上 義弘(むらかみ よしひろ、生年不詳 - 1374年?[1])は、実在が疑われている日本の南北朝時代の武将。
能島村上水軍の祖という説もある[2]。伊予(現在の愛媛県)の新居大島を本拠とし、海賊大将とよばれた。元弘の乱では瀬戸内海で北条時直の水軍を破り、その後も南朝方として活躍したという[3]。その後本拠を伊予大島に移した。能島は伊予大島と伯方島の間にある。
また、古式泳法の「海賊流」を創設し、後に「能島流」として名井氏・多田氏に伝わったといわれている[4]。
高龍寺(愛媛県今治市吉海町:伊予大島)は、義弘の菩提寺である[2]。
脚注
[編集]関連書籍
[編集]- 小説「征西府秘帖―村上義弘と南海水軍王国」(学習研究社、1995、森本繁)