村上かつみ
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村上 かつみ(むらかみ かつみ)は日本のイラストレーターであり、切り絵作家。「村上 克己」や「むらかみ かつみ」とも表記される。
概要
[編集]仙台市在住のイラストレーターで、東北イラストレーターズクラブ会員。イラストや切り絵を発表するほか[1][2]、日本デザイナー芸術学院仙台校で校長を務める[3]。 偕成社文庫で発行しているアガサ・クリスティの推理小説の表紙画などを担当した[4]。2012年9月より、河北新報夕刊でコラムと切り絵で描かれた「愛蘭土ほろ酔いパブ紀行」を連載した。
2014年には、「愛蘭土ほろ酔いパブ紀行」で発表された切り絵の個展が開かれた[5]。2017年3月には、第2回「愛蘭土ほろ酔いパブ紀行」展(銀座ギャラリー美の起原)で行った。 2018年10月には藤崎百貨店ギャラリーにて第13回個展。2019年12月に東京「銀座ギャラリーあづま」にて14回個展。2020年6月藤崎百貨店ギャラリーにて15回個展「酔いの谷間で」。2021年9月藤崎百貨店美術ギャラリーにて16回個展「黄色い雨が降りそそぐ」。2023年6月藤崎百貨店美術ギャラリーにて17回個展「旅路への追憶」
作品
[編集]- 尾形亀之助、村上かつみ、2010、『黄色い雨が降りそそぐ : 尾形亀之助詩集より』 ISBN 978-4990564902
- 村上かつみ、2015、イラスト集「愛蘭土ほろ酔いパブ紀行」ISBN 978−4990564919(第19回日本自費出版文化賞特別賞受賞)
脚注
[編集]- ^ “村上かつみ”. 東北イラストレーターズクラブ. 2015年8月26日閲覧。
- ^ “第64回現美術協会展 顔貌”. 新現美術協会. 2015年8月26日閲覧。
- ^ “(学校案内)”. 専門学校日本デザイナー芸術学院仙台校 (2015年). 2015年8月26日閲覧。 p.78「ニチデの講師・職員紹介
- ^ 参考文献参照のこと。すべてイラスト(表紙)。
- ^ “「愛蘭土ほろ酔いパブ紀行」イラスト展”. 河北新報 (2014年9月27日). 2015年8月26日閲覧。
参考文献
[編集]何れも表紙イラスト。
- アガサ・クリスティ、1993、『大空の殺人』、偕成社〈偕成社文庫〉 ISBN 978-4036519804 p. イラスト
- アガサ・クリスティ、1998、『アクロイド殺人事件』、偕成社〈偕成社文庫〉 ISBN 978-4036523504 p. イラスト
- アガサ・クリスティ、2004、『なぜエヴァンズにいわない?』、偕成社〈偕成社文庫〉 ISBN 978-4036524907 p. イラスト
- アガサ・クリスティ、2005、『牧師館の殺人―ミス・マープル最初の事件』、偕成社〈偕成社文庫〉 ISBN 978-4036525201 p. イラスト
- オリエント急行殺人事件。推理探偵小説集 全二巻。推理コレクション 全五巻。ABC殺人事件。(アガサ・クリスティ)
- 夏目漱石「坊ちゃん」<偕成社文庫>
- R.D.ウィングフィールド、1994、『クリスマスのフロスト』、東京創元社〈創元推理文庫〉 ISBN 978-4488291013
- R.D.ウィングフィールド、1997、『フロスト日和』、東京創元社〈創元推理文庫〉 ISBN 978-4488291020
- R.D.ウィングフィールド、2001、『夜のフロスト』、東京創元社〈創元推理文庫〉 ISBN 978-4488291037
- R.D.ウィングフィールド、2008、『フロスト気質(上)』、東京創元社〈創元推理文庫〉 ISBN 978-4488291044
- R.D.ウィングフィールド、2008、『フロスト気質(下)』、東京創元社〈創元推理文庫〉 ISBN 978-4488291051
- R.D.ウィングフィールド、2013、『冬のフロスト(上)』、東京創元社〈創元推理文庫〉 ISBN 978-4488291068
- R.D.ウィングフィールド、2013、『冬のフロスト(下)』、東京創元社〈創元推理文庫〉 ISBN 978-4488291075
- オリヴァー・ハリス、2013、『バッドタイム・ブルース』、早川書房〈ハヤカワ・ミステリ文庫〉 ISBN 978-4151798511
- R.D.ウイングフィールド、2017「フロスト始末」(上・下巻)、東京創元社 ISBN 978-4488291082・ISBN 978-4488291099、
- 「ダーティママ」 「ダーティママ ハリウッドへ行く」秦建日子。河出書房新社
- 「ホテルコンシュルジュ」門井慶喜。文藝春秋
外部リンク
[編集]- “イラストレーター 村上かつみの世界”. 2015年8月26日閲覧。