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李之芳 (唐)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

李 之芳(り しほう、?-768年)は、中国の皇族であり、唐の太宗李世民の玄孫であり、高宗李治の異母兄の蒋王李惲の曾孫であり、蔡国公李煌の孫である。父は左武衛将軍を務め蔡国公爵位を継承した李承祖である[1]。 字と号は未詳である。

経歴

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開元末に彼は駕部員外郎に任命され、後日安禄山の推薦で、彼は范陽郡司馬に任命された。後、安禄山が反乱を起こすと辞任し洛陽に帰還した。彼は以来、工部侍郎、太子右庶子、宗正卿などを歴任した。広徳初年(763年)、代宗の皇命を奉じ彼は御史大夫に在職中使臣に任命、吐蕃に派遣された。しかし吐蕃の国王に拉致されて、彼は2年間監禁されたが帰国した。以後礼部尚書に任命されたが太子賓客に発令された。

大暦3年(768年)の秋に死んだが、彼の死亡原因と年齢は不明である[2]

関連項目

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脚注

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  1. ^ 讀禮通考 (四庫全書本)/卷090
  2. ^ 王国維,蔡元培《原典書坊合輯(全八冊)》(2010,広西師大社出版)

伝記資料

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  • 旧唐書』巻76 列伝第26「蒋王惲伝」
  • 新唐書』巻80 列伝第5「蒋王惲伝」