杉山忠国
すぎやま ただくに 杉山 忠国 | |
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ひめさゆり賞表彰式(2023年4月8日) | |
生誕 |
1960年[1] 日本 岐阜県岐阜市[1] |
出身校 |
岐阜県立長良高校 早稲田大学 [1] |
職業 | 実業家、馬主 |
肩書き |
株式会社丸杉代表取締役社長 岐阜県体育協会副会長 岐阜県バドミントン協会会長[2] |
杉山 忠国(すぎやま ただくに、1960年[1] - )は、日本の実業家、馬主。
鋼材の販売などを手掛ける株式会社丸杉の代表取締役社長を務めるほか、バドミントン選手の福島由紀、廣田彩花などが所属するバドミントンチーム「丸杉Bluvic」のオーナーとしても知られる。
経歴
[編集]1960年、岐阜県出身[1]。1990年に丸杉金属興業代表取締役[1]、2002年1月に同社取締役社長に就任[3]。同年11月、社名を現在の株式会社丸杉に変更[3]。
バドミントンとの関わり
[編集]1992年に社内にバドミントン部を創設し[1]、アスリートの育成に尽力。2020年6月にはバドミントンチームの「丸杉Bluvic」を設立した[3]。同チーム所属の廣田彩花が2021年の東京2020オリンピックの直前に右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負った際にはサポートに奔走し、無事出場に漕ぎ着かせ、5位入賞の結果を残すまでに導いた[1]。また、この年の4月には岐阜市内にバドミントン専用のアリーナを建設した[4]。
2012年4月より岐阜県バドミントン協会会長[1]のほか、2017年からは岐阜県スポーツ協会副会長も務める[1]。
馬主活動
[編集]日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)に登録する馬主としても知られる。勝負服の柄は黄、緑一本輪、黒袖緑縦縞、冠名は「スギノ」であったが、近年は用いていない。両親が馬主であったことから、自身も馬主になったもいう[5]。
2015年、クラリティスカイがNHKマイルカップを制し、GI初制覇を果たしたうえ[6]、スギノエンデバーが同日の京都競馬場のメインレースも制たことで、馬主として東西メインレース制覇を達成した[5]。
北海道新ひだか町に生産・育成牧場の明治牧場を所有する[6]オーナーブリーダーでもある。
主な所有馬
[編集]GI競走優勝馬
[編集]- クラリティスカイ(2014年いちょうステークス、朝日杯フューチュリティステークス3着、2015年NHKマイルカップ)
重賞競走優勝馬
[編集]斜字は地方重賞。
- ジュエルクイーン(2014年ラブミーチャン記念、エーデルワイス賞2着、2015年ゴールドジュニア、若草賞、2016年ヒダカソウカップ、ビューチフルドリーマーカップ、2017年ヒダカソウカップ、ノースクイーンカップ、ビューチフルドリーマーカップ、2017年ノースクイーンカップ、ビューチフルドリーマーカップ)
- バズーカ(2015年東海ダービー、MRO金賞、秋の鞍、岐阜金賞、2016年園田金盃、2017年兵庫ゴールドカップ)
- オーヴェルニュ(2021年東海ステークス、平安ステークス)
その他の所有馬
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j “岐阜新聞社 事業戦略局のツイート”. Twitter (2021年12月19日). 2023年4月8日閲覧。
- ^ “スタッフ情報”. 丸杉バドミントンチーム 公式サイト. 2023年4月8日閲覧。
- ^ a b c “沿革”. 会社情報. 株式会社丸杉. 2023年4月8日閲覧。
- ^ 深津弘 (2021年8月7日). “五輪バドミントン「フクヒロ」「絶望と奇跡」の2カ月”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞. 2023年4月9日閲覧。
- ^ a b “【NHK】杉山オーナー東西メーン制覇”. デイリースポーツ (2015年5月11日). 2023年4月9日閲覧。
- ^ a b “【NHKマイルC】杉山オーナー、GI初制覇!”. サンスポZBAT. サンケイスポーツ (2015年5月11日). 2023年1月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月9日閲覧。