杉山幌
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杉山 幌(すぎやま ほろ、1982年 - )は、日本の小説家。2009年10月、長編小説『R.I.P. レスト・イン・ピース』で単行本デビューした。
略歴
[編集]単行本デビュー作の『R.I.P. レスト・イン・ピース』は、講談社BOX主催の第7回講談社BOX新人賞“流水大賞”大賞受賞作。このときの同時受賞者は至道流星とウノサワスバルだった。応募時には『World系NIPPON』と題されていたこの作品は、生まれて初めて書いた小説だったという。[1]
受賞決定後、受賞作が刊行される以前の2009年8月に、講談社BOXの文芸誌『パンドラ』に短編小説「完全幸福自殺論」が掲載されており、この作品が小説家としてのデビュー作となった。
小説
[編集]単行本
[編集]- R.I.P. レスト・イン・ピース (講談社BOX、2009年10月、ISBN 978-4-06-283725-5) - イラストなし
- 嘘月 (講談社BOX、2011年8月、ISBN 978-4-06-283780-4) - イラスト:キナコ - 講談社BOX『BOX-AiR』零号(2011年2月)から5号(2011年8月)まで連載[2]
アンソロジー収録作品
[編集]- うなさか (『Powers Selection 新走』、講談社、2011年5月)
- そして黒猫を見つけた (『黒猫を飼い始めた』、講談社、2023年2月)
単行本未収録短編
[編集]- 完全幸福自殺論 (『パンドラ』Vol.4、講談社、2009年8月)
- 顎 -アギト- (『群象』、講談社BOX非公認サークル パンドラBETA、2009年12月6日) - 第9回文学フリマで販売
- 赤に咲く華 (『BOX-AiR』23号、講談社、2013年2月)
- 光を描く (『ミステリーズ!』vol.105 FEBRUARY 2021、東京創元社、2021年2月)
- そして黒猫を見つけた (「Mephisto Readers Club」、講談社、2022年6月)
エッセイ
[編集]- 『小説すばる』2012年3月号のコラム「a day in my life」を執筆(毎月違う作家が「a day in my life」というテーマでエッセイを執筆するコーナー)
脚注
[編集]- ^ メールマガジン「ファンタスティック講談社BOX」vol.95(2009年10月1日配信)参照
- ^ BOX-AiR 零号 パブー版 - BOX-AiR | ブクログのパブー(試し読み)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 杉山幌 (@horo_s) - X(旧Twitter)