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杉尾玄有

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

杉尾 玄有(すぎお げんゆう、1928年2月28日[1] - 2012年11月30日)は、日本研究者。専門は西田哲学道元山口大学名誉教授[2]倫理学宗教学の研究。

略歴・人物

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1928年福岡県椎田町の生まれ。築上中学校卒業、広島高等師範学校を経て、1951年広島文理大学卒業。1953年九州大学大学院倫理学専攻修了。福岡県立京都高等学校教諭等を経て、1959年山口大学倫理学部講師に就く。1972年同大学教授。1991年同大学を退官。同年、同大学名誉教授。その後、山口県立大学にて講座を担当。2012年11月、84歳にて逝去[3]正四位瑞宝中綬章受賞。妻は三重子。

研究・論文・書籍

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  • 『道元禅の参究』(春秋社、2015年)
  • 「西田哲学と道元禅」(宗教研究、1987年)[4]
  • 「もう一つのすばらしい『正法眼蔵』へ」(宗学研究、2000年)[5]

活動

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  • 1996年2月17日 - 「はかた南無の会」にて辻説法『生誕百年・宮沢賢治と宗教』を講演[6]

追悼の意を込めて

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  • 『宇宙妙音 : 杉尾玄有の思い出』(創言社、2015年)を妻の三重子により、個人伝記として出版[7]

脚注・リンク

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