朱雀院
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朱雀院(すざくいん)は、平安時代の天皇の累代の後院のひとつ。
朱雀大路西、三条南・四条北に位置し、右京四条一坊東の8町を占めた(これは大内裏に次ぐ規模である)。建物は寝殿造で、内裏に準じて仁寿殿、宜陽殿などもあったことが知られる。
沿革
[編集]嵯峨天皇の時代(承和年間頃)に成立したと見られ、宇多天皇が整備して譲位後に居住。後に朱雀天皇が修理、同じく譲位後に居住した。天暦4年(950年)火災に遭い、その後村上天皇により再興。しかし円融天皇以降は後院として使われることはなく次第に荒廃、その役割を里内裏に譲った。
関連項目
[編集]座標: 北緯35度00分13秒 東経135度44分22秒 / 北緯35.00373499592898度 東経135.73948602758924度