本願寺函館別院
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本願寺函館別院 | |
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所在地 | |
位置 | 北緯41度45分49.45秒 東経140度43分22.87秒 / 北緯41.7637361度 東経140.7230194度座標: 北緯41度45分49.45秒 東経140度43分22.87秒 / 北緯41.7637361度 東経140.7230194度 |
宗旨 | 浄土真宗 |
宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
寺格 | 直属寺院(別院) |
本尊 | 阿弥陀如来 |
正式名 | 本願寺函館別院 |
別称 | 西別院 |
公式サイト | 浄土真宗本願寺派本願寺函館別院 |
法人番号 | 1440005000438 |
本願寺函館別院(ほんがんじはこだてべついん)は、北海道函館市にある浄土真宗本願寺派の寺院である。
概要
[編集]道南地方の大都市・函館市街にある本願寺派の直属寺院(別院)である。住職は本願寺派門主が務めるが、平時は輪番が寺務を主管している。
また近隣に真宗大谷派の函館別院があるため、本山の通称にちなみ、当院は西別院と通称される。
境内
[編集]- 本堂 - 2013年建立
- 納骨堂
- 文化会館
- 鐘楼
- 学校法人函館龍谷学園・龍谷幼稚園
- 台町出張所(常和臺) - 函館山の西側の墓地地域の中にある分院。
- 〒040-0055 北海道函館市船見町27-16
行事
[編集]- 晨朝勤行 - 毎朝
- 3月〜11月 6時30分より
- 12月〜2月 7時より
- 祥月永代経法要 - 毎日13時30分より
- 常例布教 - 毎月12日〜16日 13時30分より
- 7月はお盆、10月は報恩講の為、休座
- 宗祖御逮夜法要 - 毎月15日13時30分より
- 宗祖御命日法要 - 毎月16日13時30分より
年間行事
[編集]- 1月:元旦会
- 3月:春季彼岸会
- 5月:宗祖降誕会 - 宗祖親鸞の誕生を祝う。園児参拝、初参式を実施。
- 6月:納骨堂報恩殿永代経法要
- 6月:先師会 - 堀川乗経[2]の遺徳を偲ぶ。
- 7月:盆会 - 台町墓地、納骨堂で随時読経。
- 7月:盆おどり - 門信徒や近隣住民が多数参加。
- 8月:初盆法要
- 9月:秋季彼岸会 - 初日に台町出張所で総追悼法要。
- 10月:宗祖親鸞聖人報恩講 - 宗祖親鸞の祥月命日をご縁に勤められる。
- 12月31日:除夜会 - 法要後参拝者全員が鐘を撞くことができる。
- 文政7年(1824年) - 堀川乗経、陸奥国下北郡川内村(青森県むつ市川内)の乗願寺で生まれる。
- 天保12年(1841年) - 堀川乗経、蝦夷地へ渡る(17才)
- 嘉永7年(1854年) - 箱館開港
- 安政4年(1857年) - 当院が「願乗寺休泊所」として建てられる
- 安政6年(1859年) - 堀川乗経、亀田川の治水工事で願乗寺川(堀川)工事・着工・完成
- 万延元年(1860年) - 「本願寺掛所」として認められる
- 元治元年(1864年) - 五稜郭完成
- 明治元年(1868年) - 函館戦争兵火にて本堂類焼
- 明治5年(1872年) - 本堂落成
- 明治6年(1873年) - 大火(1,314戸焼失)本堂類焼
- 明治10年(1877年) - 「本願寺函館別院」と公称を得る
- 明治11年(1878年) - 本堂完成。堀川乗経 逝去(55才)
- 明治22年(1889年) - 願乗寺川が埋め立てられ道路(現 高砂通)となる
- 明治32年(1899年) - 大火(2,494戸焼失) 本堂類焼・再興
- 明治40年(1907年) - 大火(1万2,390戸焼失) 別院すべて類焼・再興
- 大正11年(1923年) - 函館区が市政施行。
- 昭和4年(1929年) - 駒ヶ岳大噴火
- 昭和9年(1934年) - 函館大火(2万4,186戸焼失) 別院すべて類焼・再興
- 昭和10年(1935年) - 開港記念日制定(第1回函館港まつり)
- 昭和25年(1950年) - 17年ぶりに本堂再興
- 昭和57年(1982年) - 納骨堂完成
- 昭和59年(1984年) - 会館完成
- 平成25年(2013年) - 新生事業推進計画・本堂新築(現本堂)
- 平成26年(2014年) - 第24代即如御門主御親修 親鸞聖人750回大遠忌法要 本堂落成慶讃法要
脚注
[編集]- ^ “施設のご案内 | 浄土真宗本願寺派 本願寺函館別院”. hongwanji-h.h-tk.jp. 2021年9月27日閲覧。
- ^ 別院建立に尽力した僧侶。後述の沿革を参照。
- ^ “函館別院の歴史 | 浄土真宗本願寺派 本願寺函館別院”. hongwanji-h.h-tk.jp. 2021年9月27日閲覧。