本間乙彦
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本間 乙彦(ほんま おとひこ、1892年(明治25年)2月24日 - 1937年(昭和12年)8月14日)は、大正期から昭和初期に大阪を中心に活躍した建築家。兵庫県出身。
経歴
[編集]- 1892年 兵庫県龍野町(現 たつの市)に生まれる
- 1914年 東京高等工業学校建築科を卒業
- 1915年 大阪市に建築・装飾設計事務所を開設(~1918年)
- 1918年 東京市の日本電気装飾株式会社主任(~1920年)
- 1924年 大阪市立都島工業学校建築科嘱託教員(~1929年)
- 1926年 大阪市に建築設計事務所を開設
- 1937年 逝去。享年42
主な作品
[編集]- 芝川ビルディング(1930年、大阪市中央区、意匠設計を担当、登録有形文化財)
- 渋谷五郎(都島工業学校教員。基本設計・構造設計を担当)との共同設計。装飾部分には、南米のマヤ・インカの芸術から暗示されたものが加えられているという。
- 小川香料大阪支店ビル(1930年、大阪市中央区)
- 松竹アドビル(1935年、現存しない)
参考文献
[編集]- 「関西の近代建築」 石田潤一郎著、1996年、中央公論美術出版発行
- 「建築と社会」第20輯第9號、1937年、日本建築協会