本蔵義守
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本蔵 義守(ほんくら よしもり、1945年9月6日[1] - )は、日本の地球物理学者。東京工業大学名誉教授。理学博士。
業績
[編集]地球電磁気学、特に地球内部・地震関連電磁気現象分野の研究において貢献した。
学位
[編集]理学博士(東京大学)。学位論文は「Electrical conductivity structure beneath the islands of Japan as revealed by geomagnetic variation anomalies(地磁気変化異常による日本列島下の電気伝導度構造)」、1974年。
略歴
[編集]- 1945年 広島県竹原市に生まれる[1]
- 1964年 広島県立忠海高等学校卒業[2]
- 1969年 東京大学理学部地球物理学科卒業
- 1971年 東京大学大学院理学系研究科修士課程修了
- 1974年 東京大学大学院理学系研究科地球物理学専攻博士課程修了
- 1975年 東京大学地震研究所助手
- 1980年 東京工業大学理学部助教授
- 1993年 東京工業大学理学部教授
- 1996年 気象庁地震防災対策強化地域判定会委員
- 1997年 東京工業大学評議員
- 1998年 日本地震学会評議員 (~1999年)
- 1999年 東京工業大学理学部長 (~2001年)
- 2004年 東京工業大学理事、副学長
- 2005年 地球電磁気・地球惑星圏学会副会長、評議員 (~2007年)
- 2008年 文部科学省地震調査研究推進本部地震調査委員会委員
- 2011年 東京工業大学名誉教授、東京工業大学火山流体研究センター特任教授
- 2012年 地震調査委員会委員長
受賞・受章
[編集]著書
[編集]- 岩波講座 地球惑星科学〈10〉地球内部ダイナミクス(1997年)
脚注
[編集]- ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.429
- ^ “緊急寄稿「東北地方太平洋沖地震の発生はなぜ想定外だったのか」(本蔵義守 氏 / 東京工業大学 名誉教授)”. 2023年11月17日閲覧。
- ^ “令和6年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 19 (2024年4月29日). 2024年5月8日閲覧。