本田司
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本田 司(ほんだ つかさ、1926年 - 没年月日不明)は、日本の西洋文学者。九州国際大学名誉教授[1]。
略歴
[編集]- 1950年九州帝国大学法文学部文科英文学科卒業[2]。同年福岡学芸大学助手。
- 1952年八幡大学法経学部講師。
- 1956年助教授。
- 1960年教授。
- 1962年教務部長兼任。
- 1977年評議員。
- 1979年法経学部長。
- 1998年九州国際大学名誉教授授与。
ジョージ・オーウェル、アーサー・ケストラー、ウィリアム・モリス、ロバート・ブラウニング、オーブリー・ビアズリーなどの作品における政治性、女性観、芸術観などの問題研究と学会発表が多数ある[2]。
所属学会
[編集]- 日本英文学会(九州支部評議員)
- 語学ラボラトリー学会(九州支部評議員)
論文
[編集]- ウィリアム・モリスの芸術観 社会体制研究所第5号第4巻 1955年
- 文学作品に於ける独創性と剽窃の問題 –ロバート・ブラウニングと芥川竜之介の場合- 八幡大学論集第7巻第1号 1956年
- George Orwell:Animal Farm 研究 八幡大学論集第8巻第1号 1957年
- 文学作品に於ける構成の問題 –シェークスピア劇と夏目漱石の作品- 八幡大学論集第9巻第1号 1958年
- Arthur Kostler 研究 八幡大学論集第10巻第1号 1959年
- 30年代の英文学に於ける行動的局面 -The Spanish Civil Warをめぐって- 八幡大学論集第10巻第2号 1959年
- 文学作品に現れたLeptosomatic Habitus の研究 -Oval Faceの女性の場合- 八幡大学論集第11巻第2号 1960年
- George OrwellとModern Journalism 八幡大学論集第12巻第2号 1962年
- George Orwell:Nineteen Eighty Four 研究序説 八幡大学論集第15巻第1号 1964年
- George Orwellの政治的予言 八幡大学創立20周年記念論文集第18巻第1・2・3合併号 1967年
- Nineteen Eighty Fourの反ユートピア性 八幡大学法経学部創立20周年記念論文集第20巻第1・2合併号 1969年
- 未来小説に於ける愛の問題 八幡大学論集第20巻第3・4合併号 1970年
- Aubrey Beardsley: The Ballad of Barber 研究 八幡大学論集第21巻第1・2合併号 1970年
- The Savoy 論攷 八幡大学論集第23巻第1・2・3合併号 1972年
訳詩
[編集]- オーブリー・ビアズリー作 「床屋の唄」 八幡大学論集第22巻第3・4合併号 1972年
脚注
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